すぎやま・なつき●エッジワークス所属。1987年生。アパレルからライターの道へ。 しかし、「実は若手を育てる余裕がない、ゴメン!」と編集者にガチで謝られてしまう。 それならばと、「自分で仕事を生み出す」という目的でイベント企画を始める。 自身でファッションショーや展示イベントなどを仕掛けるうちに 「絵が描いてみたい!」と思い始め、2011年、独学で唐突に描き始める。 約1年で書籍のイラストを担当し、絵描きとしても商業デビュー。(現在進行中) 2012年1月には大手百貨店での作品展示販売も行う。 イラスト制作、ライブペイント、フライヤー・看板・ポスターデザインなど。 手描きによる緻密で繊細な画が得意。 本格的に文章から絵にシフトしつつあるものの、やっぱり活字は好きです。 ⇒すぎやまなつきさんの本棚はこちら
“一億総カメラマン時代” デジタルカメラにより、だれでも手軽に撮影できる現代は、そう呼ばれたりします。スマホにも搭載され、究極まで日常化したカメラ。自分の眼がカメ…
マンガ
2014/2/23
人間は有史以来、多くの発明やら発展をしてきましたが、それに匹敵するほどの悪行も重ねてきました。地球上で栄華を極める裏で、ありとあらゆる悪徳を行ったのが人間です…
小説・エッセイ
2013/12/16
世界には、神話や伝承が無数に存在しています。それはもう国の数だけ、文明の数だけ、人の数だけあると言っても過言ではないでしょう。その中には、神や精霊を始め、人智…
マンガ
2013/12/5
小説とマンガ。両者は永遠のライバルです。ビジュアルによる作品である漫画。イメージによる作品である小説。前者はある種テレビ的で、視覚情報が豊富。だれでも特に苦労…
マンガ
2013/11/29
人類の歴史はアイディアの歴史です。数々の発明、発展や知恵は、全てアイディア。言語すらもアイディアですし、直立二足歩行もちょっとしたアイディアと言ってもいいのか…
マンガ
2013/11/26
これまで他のレビューで何度か、「名作とは、なにゆえ名作か」といった事に触れてきました。世の中には星の数ほどの名著があるわけですから、その要素の枚挙にはいとまが…
小説・エッセイ
2013/11/16
作品、ことエンターテインメントの楽しみ方には、大きく分けて2つあるように思います。ひとつは圧倒的なオリジナリティ。未だかつて誰も考えつかなかった、というような事…
サバイバル
2013/11/5
時の運行と命の流れは、今のところは不可逆であります。科学万能の時代ですから、将来的にはそうでなくなってしまうかもしれませんが、今のところはそうなっていません。…
マンガ
2013/10/28
銃と戦車と女子高生とゾンビと、河川敷。 以上が、この漫画の全てではないかと思います。しかしながら、決して内容がないという意味ではありません。 中身がないというこ…
ゾンビ
2013/10/18
その昔、芸術は美しさが全てでした。見事で、美しいものこそが芸術である、という時代です。もちろん、それはある意味で大正義。長らくそれは絶対的な価値として君臨して…
ライトノベル
2013/10/16
名作や傑作と呼ばれるには何が必要でしょうか。それは、魅力的なキャラクターでしょうか。あるいは、スキのないシナリオでしょうか。奇想天外で奇抜、ド肝を抜くような意…
小説・エッセイ
2013/10/14
インフェルノ!! 読み終えて感じたのは、まさしくそんな感覚でした。焦げ臭いというか、まるで自分が燃した紙きれみたく、チリチリと赤熱するような…。なんだかとっても…
小説・エッセイ
2013/9/26
“スピンアウト”と申しましょうか。そう、本作は端的に言うと、スピンアウトであります。 コンテンツ戦国時代の今、連作や続編も去ることながら、スピンオフという言葉も随…
SF
2013/9/22
「人間味がない。」 ハードSFと聞くと、どうしてもそんなイメージが付きまとうのではないでしょうか。超越的なテクノロジー、機械工学、理論から、世界情勢や食糧事情とい…
小説・エッセイ
2013/7/27
推理小説では、様々なトリックや事件、そして犯人像が存在しております。そして、中でも特異なのが“読者が犯人”というもの。作品名をあげることは避けますが、「読み進め…
マンガ
2013/6/26
気つけのウォッカ。あるいは、通り魔にバットで殴られる。本作を推理マニアが読めば、そうなることは間違いないでしょう。一見シンプルで読みやすい風体ですが、普通のミ…
小説・エッセイ
2013/6/12
「だが、待てよ、死んでしまうくらいなら、それほどの決心が出来るなら、もっとほかに、方法がないものであろうか。たとえば…」 そうして、私の考えは、だんだん恐ろしい…
マンガ
2013/6/3
厚生省(現・厚生労働省)が2000年に新しく(もう13年も前ですが)発表した食生活指針。これを見るとこう書かれています。 「楽しく、いろんなものを美味しく食え」 さり…
小説・エッセイ
2013/5/16
世の中はバランスだ、とか、何事も適量だ、といった事は、いつの世も言われます。例えば、現代はストレス社会と言われて長いですが、なんでも、全くストレスや緊張がない…
小説・エッセイ
2013/4/11
刑事ドラマ、探偵ドラマ。国内外問わず、ミステリーは今や娯楽作品の定番中の定番となりました。センセーショナルな事件性やトリックに趣向を凝らしたモノに加え、主人公…
マンガ
2013/3/21
日本はアニメ大国だ、と言います。虫プロがテレビまんがをやり始めてから50余年。世界に影響を与えたアニメ作品は数知れません。ちょうど50年前です。そんなジャパ二メー…
マンガ
2013/2/22
戦国武将に新選組、三国志。これらはゲームやマンガのおかげで、特に知られた歴史ジャンルでしょう。ここ数年でその作品数は一気に増加し、歴史にハマる女性を「歴女」と…
マンガ
2013/2/19
冒頭から非常に申し上げにくい事なのですが…。その…なんというか… ―――この体験はもう、レビューなんか読まずに本編を読んだほうが早い(ダダァーン! …レビュアー失格です…
マンガ
2013/1/14
戦争をモチーフとした作品は、古今東西数多く存在します。私利私欲、死生観、人生観、暴力にエゴ。人間のありとあらゆるものが剥き出しになり、生物として丸裸になる様相…
マンガ
2012/11/2
戦前の明智、戦後の金田一。日本が誇る名探偵と言えばこの二人。探偵小説に全く興味のない方でも、名前くらいはご存知かと思います。本作は後者、金田一耕助が世に初めて…
マンガ
2012/10/16
自らの悪業によって文明が滅びて数百年。地球はほぼ全土が砂漠化…。照りつける太陽を遮るものは何もなく、体感温度は実に50度。日が落ちたら落ちたで、今度はマイナス10度…
マンガ
2012/10/13
「生まれてこの方、一度も嘘をついたことがない」―――という人は、果たして実際に居るのでしょうか。 キリストの「嘘を一度もついたことがない者だけ石を打つべし」という…
小説・エッセイ
2012/9/28
ドミニオンが帰ってきた!―――それも、より雑多に、過密になって。 前作から数年、大幅な描き下ろしを加えて刊行された本作。ドタバタお気楽メカアクションな前作のノリか…
マンガ
2012/9/19
攻殻といえば、まず攻殻機動隊を連想しますよね。 しますよね。 ―――後にアニメ映画となり、世界を震撼させたのは言わずもがな。さて、この原作となる漫画が雑誌掲載された…
マンガ
2012/9/14
失って初めて気づく、大切さ。コレ、多かれ少なかれ誰しもが経験することではないでしょうか。本巻の表題にもなっている“夜の魚”編の読後感は、正にこの「失って初めて気…
マンガ
2012/9/8
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10年前の「デジタルタトゥー」は消せるのか? 累計210万部超えの話題作『しょせん他人事ですから』最新6巻発売
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「お金自体には価値がない」ことを学べる経済教養小説。あなたはお金のために働く「お金の奴隷」になっていませんか?
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チェルノブイリ原発事故から見る「被曝の恐ろしさ」。事故で日常を失った人々のその後をリアルに描いた実話集『チェルノブイリの祈り』
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かつて長者番付1位の清原達郎の投資ノウハウ。「株式投資は自分の失敗からどれだけ学んだか」と語る彼が、自身の知識を全てぶちまけた『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
レビュー
打ち上げ代を毎回払ってくれる芸人は誰?お笑いライブ制作K-PROの児島気奈が語る、知られざる「お笑いの裏側」と「芸人の素顔」