すぎやま・なつき●エッジワークス所属。1987年生。アパレルからライターの道へ。 しかし、「実は若手を育てる余裕がない、ゴメン!」と編集者にガチで謝られてしまう。 それならばと、「自分で仕事を生み出す」という目的でイベント企画を始める。 自身でファッションショーや展示イベントなどを仕掛けるうちに 「絵が描いてみたい!」と思い始め、2011年、独学で唐突に描き始める。 約1年で書籍のイラストを担当し、絵描きとしても商業デビュー。(現在進行中) 2012年1月には大手百貨店での作品展示販売も行う。 イラスト制作、ライブペイント、フライヤー・看板・ポスターデザインなど。 手描きによる緻密で繊細な画が得意。 本格的に文章から絵にシフトしつつあるものの、やっぱり活字は好きです。 ⇒すぎやまなつきさんの本棚はこちら
本作は、ウサギが戦う戦争漫画。ごく最近に、CGアニメ作品にもなったので、ご存知の方も多いと思います。映画のベースは前作の『Cat Shit One』で、本作(80s)はその続…
マンガ
2012/9/4
なんのために働くのか、と問われたら、どう答えるでしょうか。お金のためでしょうか。はたまた、生活のためでしょうか。現代人にとって、実に悩ましい命題でありますが、…
マンガ
2012/8/31
日常と非日常は、フィクションの要だとよく言われます。これらを行き来することが、刺激的な体験になるんですね。 しかし、本作はちょっと違います。めまいのする怪現象が…
マンガ
2012/8/30
有史以来、人類は地球上のありとあらゆる場所を踏破、開拓してきました。そしてアマゾンの秘境や極圏と、地上を調べ尽くした後、その眼は宇宙へと向けられたわけですね。…
マンガ
2012/8/27
本作はうら若き華の女子高生が出てくるゆる~い漫画です。それも日常系!!! ひゃっほーい! 「…なんだ、最近よくある感じじゃん。生首? 西尾維新みたいな感じ?」…そん…
マンガ
2012/8/26
日本マンガ史上、最大の問題作と言っても過言ではないでしょう。主人公が実の母親に焼かれ、喰われそうになるところから始まる漫画を、私は他に存じません。 ともかく、1…
マンガ
2012/8/10
本作は近未来のニューポート市で繰り広げられる、警察戦車隊と悪党の戦いを描いた作品です。 士郎正宗先生の前著アップルシードで丼ブリ3杯いけるような、筋金入りの理屈…
マンガ
2012/7/30
みなさんはどうしても眠ってはならない時、どうするでしょうか。長時間の運転だったり、受験勉強だったり、電子書籍のレビューを書いている時だったり…。ガムを噛む、コー…
2012/7/19
理屈っぽいと、言われることはありませんか? 私はとってもよく言われます。自覚症状もあります。なにしろ、理屈が理屈であるその事が大好きだからです。秩序や法則が好き…
マンガ
2012/7/18
美術品といえば、強盗がつきものです。 ―ですが、意外にも美術品(特に絵画)が大っぴらに登場するミステリーは少ない気がします。 ミステリーというよりは犯罪小説になっ…
小説・エッセイ
2012/6/26
名探偵が現れたら、そこで誰かが死ぬ―――。 ミステリーを愛好する人なら、一度は考えたことがあるはずです。何故、探偵は殺人事件にやたら遭遇するのかと。 普通生活をして…
ライトノベル
2012/6/19
199X年、地球は核の炎につつまれた…。だが、人類は死に絶えてはいなかった…。 とナレーションが入りそうですが、舞台は17世紀。かの有名なナポレオンの生涯を描いた漫画…
マンガ
2012/6/19
「もし〇〇だったら…」というのは誰しも1度は思い描くものです。 そして、その想像力がSFという分野を生み出し、今日まで発展させてきました。 もし時間旅行ができたら、…
ライトノベル
2012/6/18
本作は、かの後期印象派の巨匠、ポール・ゴーギャンをモデルとした伝奇小説です。 さて、美術史において後期印象派といえば、現代においても非常に人気のある画家を、数多…
小説・エッセイ
2012/6/16
もうハッキリざっくり言ってしまうと、となりの席の関くんが授業聞かずに遊ぶ漫画です。最初に申し上げておきますが、それ以上でも、それ以下でもありません。ただそれだ…
マンガ
2012/6/15
鼻が利く、という言葉で連想する動物は何でしょうか。 …まぁ普通に、犬ですよね。大体の人がそう考えるのではないかと思います。実際に犬の嗅覚は人間の一億倍だとか(一…
小説・エッセイ
2012/6/9
銃と刀はどっちが強いか、というのは誰でも一度は思い描くのではないかと思います。また、異種格闘技もしかり。シンプルでエキサイティングな独特の魅力があります。 そこ…
マンガ
2012/5/27
銃と刀はどっちが強いか、というのは誰でも一度は思い描くのではないかと思います。また、異種格闘技もしかり。シンプルでエキサイティングな独特の魅力があります。 そこ…
マンガ
2012/5/27
奇怪で面妖な事件が起き、そして、それを天才的な人物が奇想天外な着想で解決していく―――。 今で言う推理小説とは、大抵の所、まぁそんな風に相場が決まっているものです…
小説・エッセイ
2012/5/19
作品の色、という表現があります。 映像作品や文学、絵画など、創作物には、少なからず著作者の色、カラーが出る、とも言われたりしますね。例えば、日本が誇る映画監督で…
小説・エッセイ
2012/5/17
現代はしばしば、科学万能の時代といわれます。 人間は数多くの到底不可能と言われていたことを、10年、20年、100年で次々と看破してきました。平明な例ではありますが、…
小説・エッセイ
2012/4/24
スイカやココアには、甘みを増すためにあえて塩を加えるものです。 といっても、塩そのものが甘いわけではなくて(当たり前ですが)、塩みと甘みに落差をつけることで、相…
ライトノベル
2012/4/17
世界一有名な名探偵といえば、やはりシャーロック・ホームズ。実写化などはとどまるところを知らず、ブリテン島より遠く離れた極東日本においては、犬にされていたりする…
小説・エッセイ
2012/4/5
本作は、ワトソンがホームズで、モリアーティであります。 はたまた、ホームズがワトソンであり、モリアーティ。もしくはモリアーティがホームズで… …と、バカな私なりに…
小説・エッセイ
2012/3/25
いよいよ大乱歩全集も最終巻。第三集であります。 第一集は幻想奇譚、第二集は本格推理と続いてきた本作ですが、第三集はその集大成にふさわしく、前作両方を絶妙にブレン…
小説・エッセイ
2012/3/16
さて、現代においても大乱歩と称され、ミステリのみならず文壇に多大なる功績を残した、モンスター江戸川乱歩。その数ある短編を選抜、編纂したものが本作であります。乱…
小説・エッセイ
2012/3/11
江戸川乱歩といえば、日本におけるミステリーの父! サスペンスの父! 江戸川コナンの父(嘘)! 本作はデビュー作「二銭銅貨」を筆頭に、珠玉の名短編を収録した入門編で…
小説・エッセイ
2012/3/10
もったいない。残酷すぎる! あぁ、本当にもったいない…。もったいない…。この作品はこのひと言につきます。 主人公は批評家気取りの美大生。彼はある日、同郷の友人から…
小説・エッセイ
2012/2/27
「読む苦行」 …本作品集をたったのひと言で言い表すとすれば、そうなりましょう。収録される珠玉の幻想譚、奇譚の数々は、どれをとってもトビキリ中のトビキリ。とうとう…
小説・エッセイ
2012/2/26
操縦桿を握りながらカール・シュニッツは目を懲らした。大空の彼方に見えたのは、眩いほどに輝く一対の翼。鱗粉のように撒き散らされる光の礫。それは、いまだ人類が到達…
ライトノベル
2012/2/24
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「勉強だけでなく食料支援も」自身の壮絶な貧困体験から設立した「無料塾」。その主宰に聞く、塾の存在意義とこれから【インタビュー】
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男は孤独に弱く、生きる気力を失いおかしくなってしまう? 『死にたいって誰かに話したかった』の著者・新作長編
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