猫梳なりや●(ねこすきなりや)エッジワークス所属文章を勉強する専門学生。作家になりたいと言った時に父に反対され、逆にやる気をだした負けず嫌い。四文字熟語は歴史小説で学んだ歴女。世に出た作品は私にとっていわば先輩で、目標かつ越えねばならぬ山。先輩方の「売り」が何かを常に考え「この作品のこういうところを盗みたい」という視点でレビューしたい。そして「売り」に対する着眼点を磨きつつ、自分もいつかはレビューしてもらえる作品を書き上げたいと思っている。
昨今、西で東で、きな臭い空気が漂っています。普通に日々を過ごすだけでもひどく肩がこりそうなこのご時世、ふっと「癒されたいなぁ」と思う日もあるのではないでしょう…
マンガ
2014/3/25
本作はおおよそ3つの要素で成り立っています。「お笑い」と「除霊」と「野球」。一見まったく繋がりのない単語でしかないのですが、これがまた見事に1つに合わさったのが…
ライトノベル
2014/3/21
錆びて朽ちたバス停、広い空、中央に金髪幼女。表紙を見たときビビッときました。これはきっとほのぼのふんわり田舎の人情マンガに違いない、愛と勇気と正義と勝利を求め…
マンガ
2014/3/15
老後が不安、夢のない若者、高校生のなりたい職業No.1は安定堅実の公務員。バブル崩壊以降、社会全体的に疲労感と諦念が漂っています。そんな影響もあってか、昨今は長ら…
コミックエッセイ
2014/3/4
最近の深夜アニメでは、どことなく百合っぽさのあるアニメの需要がでてきているような気がします。『けいおん』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『日常』、『ゆるゆり』、『…
アニメ
2014/2/21
編集部内でも読者の間でも大きな反響があった、ということは聞きかじっていました。別冊マガジンに読み切りが載った時には『進撃の巨人』、『惡の華』、『どうぶつの国』…
マンガ
2014/2/17
著者の道満晴明(どうまん せいまん)は、『ぱら☆イゾ』や『ニッケルオデオン【赤】』などで独特な空気感の作品を描き、根強いファンを持つマンガ家です。幻想的というよ…
マンガ
2014/2/3
ガンジー、ニュートン、ガリレオ・ガリレイ、切り裂きジャックに織田信長! 歴史上の偉人の記憶を受け継ぐ戦士たちが、特殊能力で宇宙怪獣と丁々発止の戦闘を繰り広げる、…
SF
2014/1/30
本作『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は小説投稿サイトのE★エブリスタにて投稿された作品です。その投稿先では「E★エブリスタ 電子書籍大賞ミステリー部門(角川…
小説・エッセイ
2014/1/23
化物を一気にバッサリ一刀両断、といったモンスターハンターのような爽快感のある作品を探して手を伸ばしたはずでした、『リュウマのガゴウ』。白いドラゴンのような化物…
マンガ
2014/1/16
書店で初めて手にとった時には「何これすごい、鈍器だよ鈍器!」と思わずはしゃいだ作品でした『姑獲鳥(うぶめ)の夏』。京極夏彦先生がこれを持ち込みしたことでメフィ…
マンガ
2014/1/10
アニメ化もされた『ヨルムンガンド』で躍進した高橋慶太郎先生が送る新作は、凶暴な女性達が大暴れする『デストロ246』。「女の子ばかり描いていたい」という願いが叶えら…
アクション
2013/12/30
『BLAME!』から約5年を経て、満を持して登場した弐瓶(にへい)先生の『シドニアの騎士』は知る人ぞ知るSF長編作品。現在も『月刊アフタヌーン』で連載中であり、2014年…
SF
2013/12/19
努力・友情・勝利! キラキラ眩しい少年少女の爽やかな話が読みたい時もあれば、たまには真逆の、胃が痛くなるようなダークでブラックな沈鬱とした話を読みたくなる時もあ…
マンガ
2013/12/2
本作の『まじめな時間』は、漫画家の谷口ジロー先生に「切ないけれど、けっこう愉快な霊界ファンタジー。これは必読ものです。さすが四季賞。すごいんだなあ。」と言わし…
小説・エッセイ
2013/11/19
『時をかける少女』といえば筒井康隆のジュブナイルSF小説。何度も映画化され、発表から40年以上たった今でも多くの少年少女に親しまれています。さて、今作の『リライト…
小説・エッセイ
2013/11/12
笑いました。大変笑わせていただきました。シュールな日常家族コメディの中できっとてっぺんを狙える面白さ。出てくるキャラが妙に現実味のある変わり者な方々で、たいへ…
ギャグマンガ
2013/11/9
貧乏や泥沼を書かせたら天下一品。その評価に違わぬ、大変泥臭い「子育て」漫画でした。ほのぼのとした日常モノを求めて手を出すと、鋭いボディを喰らった気持ちになるか…
マンガ
2013/11/8
私はグロというか、例え絵でも内蔵を見るのが苦手で、手術シーンが多い医者ものが鬼門でこれまで避けてきました。しかし『ネメシスの杖』は寄生虫が主役の話。内蔵描写が…
マンガ
2013/11/5
このたび私の一押し幼女ランキングに見事ランクインした幼女はこちら、『父とヒゲゴリラと私』に出てくる草原さん家のみちるちゃんです! 彼女はふてぶてしくて喧嘩っ早く…
マンガ
2013/10/26
空き缶をぶちまけてしまったり、どうでも良い漫画の1ページに対して真剣に討論したり…本当になんでもない日常のひとコマに過ぎないと思っていたものが、過ぎ去った今思い…
マンガ
2013/10/13
これはまんじゅうですか? いいえ猫です。これはクッションですか? いいえ猫です。これはピザまんですか? いいえ猫です。決して齧らないでください。 佐藤さん家の飼い…
4コマ
2013/10/5
日本は高度経済成長以降、大量生産・大量消費のライフスタイルが主流になりました。なんでもかんでも使い捨て、そんなあまりにもめまぐるしく変わり続ける社会に対して200…
マンガ
2013/9/25
本好きならばきっと一度は憧れる、図書館司書という職種。だって1日中本に囲まれる生活なんて最高じゃないですか! お仕事もカウンターに座ってお客さんの貸出手続きをす…
マンガ
2013/9/15
ハイファンタジーが好きならこれは外せません。「第2回C★NOVELS大賞」で審査員達から全会一致で大賞を受賞した作品であり、私が学生時代に大変感動した作品のひとつです。…
ファンタジー
2013/9/8
朝日新聞の書評で「先の読めない緊迫感あふれる展開で読者を引っぱりながら、さまざまな葛藤を抱える主人公の内面をも掘り下げる。急流なのに深みのある川みたいなもので…
SF
2013/9/6
good! アフタヌーン創刊時(2009年)より連載が続いている本作は、作者のデビュー作『水と銀』の前日譚。「甘く、切なく、擬(もど)かしい、ふたりの長い夏の前日」とい…
マンガ
2013/8/24
「マンガ大賞2011」ノーミネートのタイムストップSFマンガ『刻刻』は、水木しげる先生や小説家の伊坂幸太郎氏が絶賛したという作品です。特に伊坂氏は「最近、“何か面白い…
SF
2013/8/14
投稿作でアフタヌーン2006年夏の四季大賞受賞。『虫と歌 市川春子作品集』が第14回手塚治虫文化賞の新生賞を、『25時のバカンス 市川春子作品集Ⅱ』ではマンガ大賞2012の5…
マンガ
2013/8/5
日本人ならきっと誰もが一度は行ったことがある、と言えるほどの人気を誇る「夢の国」、ディズニーランド。ディズニーシーを含め、ここ7年は毎年2500万人以上の人が訪れて…
2013/6/29
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打ち上げ代を毎回払ってくれる芸人は誰?お笑いライブ制作K-PROの児島気奈が語る、知られざる「お笑いの裏側」と「芸人の素顔」