猫梳なりや●(ねこすきなりや)エッジワークス所属文章を勉強する専門学生。作家になりたいと言った時に父に反対され、逆にやる気をだした負けず嫌い。四文字熟語は歴史小説で学んだ歴女。世に出た作品は私にとっていわば先輩で、目標かつ越えねばならぬ山。先輩方の「売り」が何かを常に考え「この作品のこういうところを盗みたい」という視点でレビューしたい。そして「売り」に対する着眼点を磨きつつ、自分もいつかはレビューしてもらえる作品を書き上げたいと思っている。
私がこの作品シリーズと出会ったのは、歴史テイストのライトノベルをあさっていた高校生の頃。『彩雲国物語』というタイトルに釣られて買い、帰りの電車で苦労することに…
マンガ
2013/6/15
映画をみたり小説を読んだかの様な読後感が味わえる良質な一作。それが本作の『にこたま』です。 『蛇にピアス』のコミカライズを手がけた渡辺ペコさんが送る、29歳の男女…
マンガ
2013/6/4
色々とぶっ飛んでいる作品だと聞いていたので、どんな内容なのかと軽い気持ちで手を出してみれば…即頭部をガァンと殴られたような衝撃を受けました。キャラの設定が重かっ…
ライトノベル
2013/5/21
エプロンとねじりはちまきをつけた白猫がドヤ顔で堂々と立っている4コマ漫画の表紙に、デジャヴを感じつつも、しかしどこで見かけたのかがわからない。勘違いかと思いまし…
マンガ
2013/4/26
あっ、猫が魔法使いルックスしてる。これは買いだな、と表紙に陥落され手に取りました『魔法猫のギー』。帽子のつばでは隠しきれない大きな瞳で正面を見据えるギーのイケ…
マンガ
2013/4/16
作者の田村由美さんは『BASARA』で第38回小学館漫画賞、『7SEEDS』で第52回小学館漫画賞少女向け部門を受賞した実力者。受賞作品はSF大河とSFサバイバルで、骨の太いスト…
マンガ
2013/4/7
『少年陰陽師』は、角川ビーンズ文庫の看板とも言える人気ライトノベルシリーズです。今までにアニメ・ドラマCD・ゲーム・舞台と多数メディアミックスされてきました。 本…
ライトノベル
2013/3/27
日常ほのぼの、神社、もふもふキツネ。この単語のうちひとつでもビビッと来た方もしくはケモナーさんにぜひオススメしたいコミックが『ぎんぎつね』です。月刊『ウルトラ…
マンガ
2013/3/18
薄暗い世界の空を背景に白い星のようなものがパラパラと降る、なんとも幻想的な表紙。美しいもの好きな女性なら思わず買ってしまいたくなる表紙の『テガミバチ』。話全体…
マンガ
2013/3/11
本作は闘病する2匹の猫と、彼らの最期を看取るひとりの男性(飼い主・筆者)とのノンフィクション。この話には強大な悪も、問題の全てを快刀乱麻に解決するスーパーヒーロ…
小説・エッセイ
2013/2/23
「このマンガがすごい! 2013 オンナ編」第7位、 第16回(2012年)「文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞」受賞、というW受賞の気鋭の作品が電子書籍でも登場です。表紙…
マンガ
2013/1/22
月刊のペースで発行され、コンビニに行くとたまに書棚でみかける『ねこぱんち』。これは猫好き女性の癒しの宝庫、猫まみれの漫画雑誌で、私もコンビニで見かけるとついつ…
マンガ
2013/1/10
『週刊少年ジャンプ』に連載している本作は、バスケットコートを舞台に繰り広げられる熱血スポ魂もの。『このマンガがすごい! 2013 オトコ編6位』に選ばれ、またアニメが…
マンガ
2013/1/7
小道具の使い方が絶妙! 読んでまず思ったことです。本作は先日映画化した『のぼうの城』の表紙イラストを担当したオノ・ナツメさんの全6話の短編集。親子、兄弟、相棒、…
マンガ
2013/1/5
単行本1巻が発売してからはや10年。現在も『週刊少年ジャンプ』で連載を続けている本作が、電子書籍でフルカラー化。虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を刀でばったばったとなぎ…
マンガ
2012/12/22
7人の覆面作家集団GoRAが原作を担当する、謎が謎を呼ぶオリジナルアニメーション作品『K』。 本作はそのコミカライズではありますが、直接的な内容には関わらない前日譚の…
マンガ
2012/12/17
猫を題材にしたコミック、ということで思わず私が飛びついた本作ですが、ふたを開けてみるとさあびっくり。作品は作者を映すというべきか、作者・カレー沢薫さんはまず漫…
マンガ
2012/12/3
積まれた金や国ひとつ貰うより名品茶碗が重要で、死んでも茶釜は渡さないと爆死さえする人がいる。茶道や骨董品に興味がない人であればどうしてそうなると思いたくなるよ…
マンガ
2012/11/27
遠目からみると美しい流れ星。その正体とは? その答えである「宇宙ゴミ(スペース・デブリ)」が本作のテーマ。スペース・デブリとは、宇宙開発の途上で発生するゴミであ…
マンガ
2012/11/7
私が膝の上に乗ってきた猫にも気づかずに、一気に読んでしまった傑作です。作者の森薫さんは有名な描き込み魔。アニメ化した前作『エマ』でも、19世紀末イギリスの風俗描…
マンガ
2012/10/10
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