やまのべ かずき●エッジワークス所属。 東京在住のアニメーション、ゲームの脚本家。お仕事で作ってきたコンテンツは、ハードなものからユルいものまで。映像作品からモバイル作品まで、と幅広く。読書のジャンルは、仕事がらコミック、エンタメ系から実用書まで、と、こちらも広範囲。敢えて挙げるなら、とにかくエッジの効いている作品、及び毒のある内容が好み。自分の好みも入っているとは思いますが、できるだけ様々な電子書籍のレビューしていければと考えています。あくまで考えているだけです。 現在はiPhoneユーザー。さらに、仕事がら電子書籍には多く接している状況とくれば、これを活用しない手はない。
海は、海面から最深部までが生物圏となっている。 一方、陸上では地表300メートルまでが生物圏である。海洋は陸上の生物圏体積の約300倍なのである。 そのうち深海の部分…
2011/9/30
歴史、紀行など様々な分野で著作活動をする武山憲明の著作。忍者という職種を専門的且つわかりやすく説明した本である。戦国時代と江戸時代の有名な忍者を紹介しながら、…
2011/9/28
学校は社会生活を送るための基本的なルールを学ぶ場所。そこにある法律が校則。 しかし校則の中には「なぜ、これを守る必要があるのか?」「これを禁止する意味がわからな…
2011/9/27
著者は世界史に精通する瑞穂れい子。 ――世界史はミステリアスな事件に満ち溢れている。 この本では、そのミステリアスな事件をひとつずつ丹念に紹介している。 謎に満ちた…
2011/9/16
世界の歴史モノの探索にはげみ、評価を得ている瑞穂れい子の著。他に「あまりにも悲劇な世界史」「残酷の世界史」などの著作がある。 即効性、遅効性に関らず、誰とも知ら…
2011/9/10
警察の組織と犯人捜査方法について、我々のような一般人が知りたかった知識を集めた本と言える。 この本を読めば、刑事ドラマ、刑事事件のニュースなどが具体的にわかり、…
2011/9/7
偉人が輝いた時間は、人生のほんの一瞬。 どんな偉人も人間である以上、その後があったはず。 本書は歴史上名高い人たちのその後を研究したものである。歴史の重箱の隅に…
2011/9/6
「さすがの猿飛」「ギャラリーフェイク」などを作ってきた、細野不二彦の作品。 大学のジャズ研究会でサックスプレイヤーだった菊池オサムが大学中退し、真のミュージシャ…
マンガ
2011/9/4
作者は「8マン」、「まぼろし探偵」を描いた桑田二郎。桑田次郎という旧ペンネームのほうを御存知の方も多いかと思う。 物語は1999年、惑星探査艇00X号が地球へ帰還すると…
マンガ
2011/9/4
タイトル「滅日」は、「ほろび」と読む。作者は「GREY」「軽井沢シンドローム」を描いた、たがみよしひさ。 「GREY」のような遠い未来の話ではなく、現代劇ながらもSF…
マンガ
2011/9/4
「軽井沢シンドローム」や「NERVOUS BREAKDOWN」を描いたたがみよしひさのSF作品。 時は未来。すでに海が青くない時代。世界は戦士(トループス)と民(ピープル)、そし…
マンガ
2011/9/4
著者は月刊「コミュニズムの諸問題」の編集長として活躍し、吉田首相秘書・村井順と親交のあった村石利夫。 ディプロマティックセンス(外交感覚)があり、国民とともに苦…
2011/9/4
言わずと知れたSFコミックの大家である松本零士の作品。 TVアニメ「銀河鉄道物語―永遠への分岐点― 」の脚本に関わった私なので、この作品は以前から知っていた。数字が三…
マンガ
2011/9/4
「TO-Y」や「ZINGY」などを描いた上條淳士の作品。だがタイトルほどエロチックな場面はない。 物語は、修学旅行で沖縄にやってきた少女・カホが、幼なじみの少年・ナツを…
マンガ
2011/9/4
マンガ評論家であり、日本マンガ学会理事、米沢嘉博の実用書。 野球漫画というジャンルを初期作品から現在まで作品ごとに解説し、漫画家と読者の時代の変遷を評論している…
2011/9/4
元東京都監察医務院長で、医学博士である上野正彦の著書。監察医としての法医学的視点から、様々な死因について語った本である。 例えば、朝、家族の者が起きて来ず、その…
2011/9/1
御存知ホリエモンことライブドア元代表取締役社長・堀江貴文による、彼の宇宙事業への想いが語られた本である。 彼によれば、小型探査機「はやぶさ」帰還に国中が湧き立つ…
2011/8/25
冒険と呼ぶほど激しいものではなく、ピクニックというほど気楽なものでもないサイクルツーリング。その楽しみを余すところなく語りつくした本である。著者は自転車文学研…
2011/8/23
幕末の会津藩や戊辰戦争など、幅広い著作を持つ歴史小説家である星亮一の実用書。 新選組と、彼らを支えた会津藩。その二つの組織がどのような理念で幕末を生きたのか? …
2011/8/18
西洋医学と漢方医薬をどう相互補完的に統合するかを模索、研究している開業医下田哲也の実用書。 門外漢にとっては、一見特別な医学だと思われがちな漢方。この本は、その…
2011/8/10
銀行勤務後、編集プロダクション設立など漫画業界に詳しいノンフィクションライター中野晴行の実用書。この本が説くキーワードは「マーケティング」と「構造変化」である…
2011/8/8
本書では、江戸時代から明治時代に作られた落語演目、古典落語が、小説形式ではなく、落語家が演芸場で語るようなシナリオ形式で記されている。 収録作品は、初代三笑亭可…
2011/8/7
「アリエスの乙女たち」「長屋王残照記」を描いた、里中満智子の古代エジプトロマン。 舞台は古代エジプト。 エジプト新王国時代の、第18王朝の君主ファラオであったアメ…
マンガ
2011/7/31
原作がホラーマンガ家・五島慎太郎、作画が「弐十手物語」の神江里見による歴史劇画。弐十手物語は、名高達郎、泉谷しげる、野口五郎出演でドラマ化されている。私も観て…
マンガ
2011/7/26
剣豪や戦国大名、幕末英傑などを主題にしてきた歴史小説家・津本陽の原作、とみ新蔵の作画による歴史劇画コミック。とみ新蔵は劇画作家・平田弘史の実弟でもある。 時代は…
マンガ
2011/7/26
「沈黙の艦隊」のかわぐちかいじが描く選挙ドラマである。 アメリカ大統領選挙は、民主党、共和党の二大政党により、予備選挙と本選挙の二段階で行なわれる。まず予備選挙…
マンガ
2011/7/23
御存知、SFの大御所・松本零士の作品のひとつ。 宇宙船「クイーンエメラルダス号」を駆る、宇宙海賊エメラルダスの物語。 エメラルダスは、「銀河鉄道999」の星野哲郎やメ…
マンガ
2011/7/12
横浜国立大学教授であった平田喜信の監修、森藤よしひろ作画による「太平記」を忠実に再現したコミック。 歴史好きの人には釈迦に説法ではあるが、念のために。 太平記と…
マンガ
2011/7/6
SF漫画界の巨匠・松本零士が描く、地球を舞台にした超能力大戦。 西暦2024年、隕石の落下、宇宙線シャワーや移動性ブラックホールとの接触で、地球は甚大な被害を受ける。…
マンガ
2011/7/2
発達心理学、法心理学を専攻。法廷に提出された自白や目撃など供述証拠が真実かどうか、弁護側から鑑定依頼を受ける供述分析の専門家・浜田寿美男の本である。個人的に心…
2011/6/27
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愛のない契約結婚が辛くて離婚を決意したけど… 口下手社長のギャップにときめく『冷徹社長の執愛プロポーズ』
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「シュトレン」などスイーツで描かれる物語。インスタで評判になり、早くも続刊が登場した『ものがたり洋菓子店 月と私 ふたつの奇跡』
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100均のしゃもじで小顔が作れる? 体全体のコリをほぐして頑張らずに小顔を作る方法とは
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10万部突破 養老孟司氏の集大成的1冊。変化し続ける世界をうまく生き抜く哲学本『ものがわかるということ』
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花澤香菜、小林千晃らでTVアニメ化『花野井くんと恋の病』。恋を知らない少女と愛が重いピュアな少年のラブストーリー