電子書籍アワード2013:データ協力書店のご案内

2013/3/24

以下の書店より年間売上データ等のデータ協力をいただきました。
ご協力ありがとうございました。

eBookJapan

eBookJapanは株式会社イーブックイニシアティブジャパンの運営する電子書店。出版社に勤めていた現会長が2000年5月に創業したベンチャー企業で、老舗電子書店の1つ。2011年10月には東証マザーズ上場を果たしている。配信作品数は約9万2千点。コミックに非常に強いのが特徴。最近リフロー形式への対応が始まった。購入した書籍は「トランクルーム」という形でインターネット上に保管でき、再ダウンロード期限はない。Windows、Macintosh、iPhone/iPad(iOS)、Android、Windows Mobileに対応している。端末登録は最大5台まで。海外から購入できる。

GALAPAGOS STORE

GALAPAGOS STOREはシャープ株式会社の運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数は約10万点で、一般書籍・コミック・新聞・雑誌を扱う。プリペイド式のGALAPAGOSポイントは、最大20%のボーナスが付く。購入したコンテンツはクラウド上のネット書庫に一元管理され、一部を除き再ダウンロード期限はない。新聞や雑誌を定期購読すると、発行日に端末へ自動配信される。シャープ製メディアタブレットと、Windows、iPhone/iPad(iOS)、Androidに対応している。端末登録は最大5台まで。海外から購入できる。

紀伊國屋書店Kinoppy

Kinoppyは株式会社紀伊国屋書店の運営する電子書店で、2010年12月に開設された。配信作品数は約7万4千点で、一般書籍・コミックを扱う。紙の書籍(通販)と電子書籍を両方扱っているのが特徴。購入したコンテンツはクラウド保存され、基本的に再ダウンロード期限はない。Windows、Macintosh 、iPhone/iPad(iOS)、Androidと、Sony Readerにも対応(一部を除く)している。iOSはAppleIDで購入ができる(一部を除く)。最後に読んだ位置やしおり・マーク・メモなどは、異なる端末間で自動的に同期される。端末登録は最大5台まで。

Kindle ストア

KindleストアはアメリカAmazon.comの運営する電子書店で、2012年10月に日本でサービス開始された。配信作品数は約182万8千点で、うち日本語書籍は約10万8千点。出版社を経由していない個人出版も直接受け付けている。紙の書籍(新刊・古本の通販)と電子書籍を両方扱っている。購入したコンテンツはクラウド保存され、基本的に再ダウンロード期限はない。Kindle専用端末以外に、iPhone/iPad(iOS)、Androidに対応している。最後に読んだ位置やしおり・マーク・メモなどは、異なる端末間で自動的に同期される。端末登録に台数制限はないが、ダウンロードできるのは最大6台まで。

koboイーブックストア

koboイーブックストアはカナダのKobo Inc,(楽天の子会社)が運営する電子書店で、日本でのサービス開始は2012年7月。配信作品数は約298万8千点で、うち日本語書籍は約12万4千点。うち楽譜が約3万点。出版社を経由していない個人出版も、間接的に受け付けている。購入には楽天ポイントが使える。購入したコンテンツはクラウド保存され、基本的に再ダウンロード期限はない。専用端末Koboと、Androidに対応している。最後に読んだ位置やしおり・マーク・メモなどは、異なる端末間で同期できる。端末登録に台数制限はない。国内でログインした端末であれば、海外からでも購入できる。

dマーケットdブックストア

dマーケットBOOKストアは株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモが運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数は約4万5千点。一般書籍とコミックを扱う。利用にはドコモの回線とspモード契約が必要。ドコモケータイ払い、ドコモポイントで購入できる。購入したコンテンツは端末またはSDカードに保存される。機種変更の際にspモード契約の廃止やUMIカードの再発行がなければ、SDカードに保存したコンテンツなら新しい端末でも読める。再ダウンロード期限が設定されている。ドコモのスマートフォン・タブレットの大半に対応している。同じドコモIDを使うことで、最大2台で利用できる。

電子貸本Renta!

電子貸本Renta!は株式会社パピレスの運営する電子書籍レンタルサイトで、サービス開始は2007年4月。配信作品数は約3万2千点。会員IDは電子書店パピレスと共通。レンタルをするには、1枚105円のチケットをあらかじめ購入しておく必要がある。WindowsとMacintoshはAdobe Flash Playerで、iPhone/iPad(iOS)とAndroidはアプリの書庫にダウンロードして閲覧する。レンタルした書籍は48時間で自動返却される。レンタル中に追加料金で無期限へアップグレードできる(一部を除く)。

電子書店パピレス

パピレスは株式会社パピレスの運営する電子書店。メーカーに勤めていた現会長が1995年3月に創業したベンチャー企業で、老舗電子書店の1つ。2010年6月にはJASDAC上場を果たしている。配信作品数は約6万6千点。会員IDは電子貸本Renta!と共通。再ダウンロード期限はない。Windows、Macintoshに対応。ファイル形式に対応したアプリをインストールしておく必要がある。iPhone/iPad(iOS)、Android、Sony Readerは一部の書籍のみ対応。同じ会員IDで複数の端末から同時にログインはできない。海外発行のクレジットカードにも対応している。

どこでも読書

どこでも読書は株式会社モバイルブック・ジェーピーが運営する電子書店で、2004年7月に携帯サイトとしてサービス開始。2011年7月にスマートフォンへ展開。配信作品数は約7万7千点。一般書籍・コミックを扱う。紙の本1冊分を数ファイルに分割し1画面1コマ毎にスライド表示する「ファイル」形式と、紙の本とほぼ同様の1冊単位で販売する「巻」形式がある。購入したコンテンツはMy本棚の購入履歴にクラウド保存され、一部を除き再ダウンロード期限はない。Androidに対応(SIMカードのない端末は非対応)。iPhone/iPad(iOS)は一部の書籍のみ対応。パソコンからは購入のみ可。

BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKERは角川グループの株式会社ブックウォーカーが運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数は約1万8千点。角川系のライトノベル・コミックに強い。グループ外出版社との提携も拡大していている。購入したコンテンツはクラウド保存され、基本的に再ダウンロード期限などはない。購入特典の本棚デザインがコレクター魂をくすぐる。iPhone/iPad(iOS)とAndroidに対応。WindowsとMacintoshも、β版での対応が始まった。最後に読んだ位置やしおりなどは、異なる端末間で自動的に同期される。本棚への並べ方も同期できる。端末登録は最大5台まで。

ブックパス

ブックパスはKDDI株式会社が提供、グループ会社の株式会社ブックリスタが運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数約10万点。うち約2千点以上が月額590円の読み放題プランに対応。一般書籍・コミック・雑誌を扱う。利用にはKDDIの回線契約とau IDが必要。auかんたん決済で購入できる。プリペイド式のポイントにはボーナスがつく。購入したコンテンツは同じ電話番号の端末なら移動もしくは再ダウンロード可能。auのAndroidとiPhone/iPad(iOS)に対応している。同じauIDを使うことで複数端末から利用できる。なおiOSの場合はストリーミング配信で、配信作品は拡充中。

BookLive!

BookLive!は、凸版印刷のグループ会社ビットウェイの子会社である株式会社BookLiveの運営する電子書店で、サービス開始は2011年1月。配信作品数は約12万4千点で、一般書籍・コミック・雑誌を扱う。プリペイド式のポイントには最大20%のボーナスがつく。購入したコンテンツはクラウド本棚に保存され、一部を除き再ダウンロード期限はない。Windows、iPhone/iPad(iOS)、Android、Windows Mobileに対応。専用端末Lideoは通信費がかからない。最後に読んだ位置やしおり・マーカー・メモなどは、異なる端末間で自動的に同期される。端末登録は最大5台まで。

honto電子書籍ストア

honto電子書籍ストアは、大日本印刷・NTTドコモ・丸善CHIホールディングスの共同出資で設立された株式会社トゥ・ディファクトが運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数は非公開。一般書籍・コミック・雑誌を扱う。紙の書籍(通販)と電子書籍を両方扱っているのが特徴。購入したコンテンツはクラウド保存され、一部を除き再ダウンロード期限はない。Windows、iPhone/iPad(iOS)、Androidに対応している。最後に読んだ位置やしおり・マーク・メモなどは、異なる端末間で自動的に同期される。端末登録は最大3台まで。

Yahoo!ブックストア

Yahoo!ブックストアはヤフー株式会社の運営する電子書店で、サービス開始は2011年11月。配信作品数は約5万4千点で、一般書籍・コミックを扱う。Yahoo! JAPAN IDとYahoo!ウォレットへの登録が必要。買い切りとレンタルの2種類がある。買い切りで購入したコンテンツに閲覧期限はない。レンタルは一定期間後に読めなくなる。ブラウザー閲覧で、Windows、Macintosh、iPhone/iPad(iOS)、Androidに対応している。Androidには専用アプリがあり、買い切りコンテンツはダウンロードしてオフラインでも閲覧可能。ただしダウンロードは購入から一定期間に限られる。

Reader™Store

Reader Storeはソニーマーケティング株式会社が提供、グループ会社の株式会社ブックリスタが運営する電子書店で、サービス開始は2010年12月。配信作品数は約8万6千点で、一般書籍・コミック・雑誌を扱う。購入したコンテンツはクラウド保存され、一部を除き再ダウンロード期限はない。専用端末ReaderとPlayStation Vita(一部)、Androidに対応している。最後に読んだ位置やしおり・マーク・メモなどは、異なる端末間で自動的に同期される。端末登録は最大5台まで。海外から購入できる。

文=鷹野凌