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ツチヤ教授の哲学講義

ツチヤ教授の哲学講義

ツチヤ教授の哲学講義

作家
土屋賢二
出版社
岩波書店
発売日
2005-12-08
ISBN
9784000013994
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ツチヤ教授の哲学講義 / 感想・レビュー

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いろは

「哲学とは何であるか。」「考えるとは何であるか。」を徹底的に教えてくれる作品。1回読んだだけで全て理解するのは難しいと思うから、再読すればするほど解ってくると思う。初心者にはちょっと難しいけど、哲学の本質として、入門するにはオススメ。この作品では、プラトン、アリストテレス、ウィトゲンシュタインを登場させているが、唯一、顔写真と家の写真を載せるほど、ウィトゲンシュタインが大好きだと分かるから、ウィトゲンシュタインを勉強してから読むと、数倍楽しめると思う。答えなき、哲学の世界。歯痒いけど、考える余裕を持とう。

のじ

表紙をみて、いつもの調子で哲学についてお話しているのかと思ったら思いのほか真面目な内容でした。細切れに少しずつ読んだせいか、内容はなんとなくしか理解できなかったしわりあいすぐに忘れてしまうかもしれないけれど、読んでいる間はあたまの中がぐるぐるぐるぐる引っ掻き回されるような感じがして面白かったです。一応哲学の授業もむかし受けた(ツチヤ教授にではない)はずなんだけど、だいぶそれとはちがいました。結局なんなんだ哲学!

2022/07/24

aries

何となく理解出来たような気もするけど実際は全然出来てないと思う。うーん哲学的な事を考えながら生活するのは難しそう。

2023/05/21

海星梨

面白かったけど、詳しくはこれとこれとこれを読んでね、こっちは賛成の意見でこっちは反対の立場だよ、みたいな次への足掛かりが欲しい。まぁ自分で調べろって話だけどね。いや、ほんとにツチヤ先生の見解に偏りすぎてると思うからさ。まぁ、かなり片手間によんでしまったので内容理解は不十分かもしれない。追記:将棋好きなんだろうか。

2016/11/27

amanon

突っ込みどころが散見されたが、概ね楽しんで読めた。ただ、突っ込みどころがあるのは著者も承知の上であろうことは、著者自身偉大な哲学者に突っ込みどころかダメだしまでしていることから推測できるが。講義終盤の質疑応答が今ひとつ充実していないのが、個人的に不満。頻繁な質疑応答が行われることで、講義への理解が深まり、本書の内容も充実したものになったはずだが。後、ヴィトゲンシュタインの解説は簡潔で分かりやすかったが、彼が考える哲学的問題というのが何かが具体的に明らかにされていないのが残念。哲学のイメージは理解できる。

2016/05/10

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