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岩波文庫的 月の満ち欠け

岩波文庫的 月の満ち欠け

岩波文庫的 月の満ち欠け

作家
佐藤正午
出版社
岩波書店
発売日
2019-10-05
ISBN
9784000014113
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岩波文庫的 月の満ち欠け / 感想・レビュー

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KAZOO

はじめての作家さんの小説ですが、久しぶりに日本文学での恋愛小説を読むことができました。読んでいて昔かなりはまった福永武彦の小説を思い出しました。輪廻転生のような感じの物語で読んでいてかなり引き込まれてしまいました。この作家の小説を少し読んでみようかなという気持ちになりました。

2020/04/01

Makoto Yamamoto

2017年直木賞作品で、読み始めて再読と気が付いた。輪廻転生よりもっと興味深いテーマで、すでに出版されている「前世を記憶する子どもたち」がキーとなっている。 深い愛情を持った瑠璃だけでなく梢も。。。 小山内のその後が気になった。

2020/04/18

相田うえお

★★★★☆19096 直木賞受賞作!凄い作品でした。人の生まれ変わり,転生を題材とした作品は幾つか読みましたが、その中でも本作品は凄いものを感じました。達人域です。巧みな構成の中、複雑奇怪な『輪廻転生瑠璃仕掛け』が章毎にどの様に繋がっていくのか、中毒的な快感を感じながら読了いたしました。特に期待のエンディングは身悶えしながらラスト数行で感情温度は沸点に達してしまいました。●いちご煮って作品内に出てきましたが、普通はジャムみたいにフルーツの苺を煮たものだと思うでしょ?ところが鮑と海胆の入った吸物だって。

2019/10/19

ふう

フィクションなのについ感情移入してしまい、作品としてのおもしろさと同時に切なさも感じてしまいました。『生まれ変わってもう一度あなたの前に現れるから、気づいてほしい』と思うほどの愛。でも、そんな前世の記憶を持って生まれた子たちが幸せに見えなくて、満たされない思いを抱えた女性の悲しみのリレーのようでした。そんな平凡な読み方は意味のないことなのでしょうが。 一番目の瑠璃と三角の会話、「一回殺したわね。」くらいの軽さが好きでしたが、本当はもっと悲しく重いものだったのですね。

2020/01/17

goro@80.7

宇宙の歴史を1週間に縮めてみると人類誕生はほんの10秒前だそうで、たった10秒でしか構築されてない常識などいかほどのものなのでしょうか?と思った読後感でした。もしかして誰もが口をつぐんでいるとしたら・・・このお話も一理あるかも、いや一理じゃなくてあって欲しいとの願望かもしれないな。どちらにしても美しく哀しい物語でありました。

2020/12/23

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