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岩波文庫的 月の満ち欠け

岩波文庫的 月の満ち欠け

岩波文庫的 月の満ち欠け

作家
佐藤正午
出版社
岩波書店
発売日
2019-10-05
ISBN
9784000014113
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岩波文庫的 月の満ち欠け / 感想・レビュー

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あきら

鳩の撃退方法でファンになり、読みました。 超面白かったです。 小説という娯楽を存分に楽しませてくれます。 超おすすめです。

2022/03/14

やいっち

最後は退屈で流してしまった。肌合いが合わない。伊坂幸太郎ら作家陣も称賛するのだから、優れた作品なのだろう。  だが、推理小説に限らず、「月のように死んで,生まれ変わる」というから輪廻転生なのだろうか、こういった純粋小説からは食み出す意匠を採り入れる作品の通弊として、人間探求の切っ先の鋭さが撓んでしまう気がしてしまう。  書き手として小細工に神経が奪われていると感じる。直木賞なら泥臭くてももっと人間味を描いてほしかった。

2022/07/07

KAZOO

はじめての作家さんの小説ですが、久しぶりに日本文学での恋愛小説を読むことができました。読んでいて昔かなりはまった福永武彦の小説を思い出しました。輪廻転生のような感じの物語で読んでいてかなり引き込まれてしまいました。この作家の小説を少し読んでみようかなという気持ちになりました。

2020/04/01

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今まで味わったことのないテイストの小説で、期待以上に面白かったです。輪廻転生を描こうとすると、妙に宗教的になったり、ファンタジーになったりしそうだけど、そんな感じは全く無く、瑠璃の関連性も絶妙と思いました。時系列の記述でないのも読みにくいようで実はテイストとして効いているのでしょう。どっぷり深みにはまらず、含みを残した終わり方、これも良かったです。私の中では近年まれに見る良作でした。

2021/01/17

Makoto Yamamoto

2017年直木賞作品で、読み始めて再読と気が付いた。輪廻転生よりもっと興味深いテーマで、すでに出版されている「前世を記憶する子どもたち」がキーとなっている。 深い愛情を持った瑠璃だけでなく梢も。。。 小山内のその後が気になった。

2020/04/18

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