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後藤田正晴語り遺したいこと (岩波ブックレット NO. 667)

後藤田正晴語り遺したいこと (岩波ブックレット NO. 667)

後藤田正晴語り遺したいこと (岩波ブックレット NO. 667)

作家
後藤田正晴
加藤周一
国正武重
出版社
岩波書店
発売日
2005-12-06
ISBN
9784000093675
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後藤田正晴語り遺したいこと (岩波ブックレット NO. 667) / 感想・レビュー

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gollum

後藤田さんって、考え方には受け入れられないところもあるけど、たしかに気持ちのいい発言をするおじさんだったな。立憲主義に関するはっきりとした言及・見解を示しているところもピシッとしている。今年の5月に、「時々、憲法改正草案に対して、「立憲主義」を理解していないという意味不明の批判を頂きます。この言葉は、Wikipediaにも載っていますが、学生時代の憲法講義では聴いたことがありません。昔からある学説なのでしょうか」とツィートした、自民党憲法起草委事務局長の東大卒のおじさんに読んでもらいたい。

2013/10/15

シンドバッド

加藤周一との対談は、政治家が一読するべき内容

2016/09/03

丸坊主

とても明晰な方だと感じました。国正さんの解説にあった「そういう意味では後藤田氏は時代と合わない存在になっていた」という記載が印象的でした。戦争を体験し、その上でこの国の利益を一番に考えていた方が、合わない存在になってしまった今という時代を、真剣に見直さなければいけません。時代に合った方の話ばかり聞いていると、どうしても偏りますし、その偏りに気づけなくなってしまいます。

2014/09/12

mai*

この方の言葉はいつもすっと入ってくる。国の政治、官僚、警察のことだけでなく、生き方そのものを考えさせられる。 憲法9条についても触れていて、今戦争経験者の政治家がいないというのは、恐ろしいことだと思った。「情と理」も途中なので、読みすすめていこうと思う。

6haramitsu

まったく同意。さすがの言葉です、まったく破綻のないしっかりした考えを持っていた方なんだな。惜しい。同じ自民党でも後藤田氏の考えと全く逆行していく安倍政権。「蟻の一穴」で「ちょっと待て」「ちょっとおかしいぞ」と言って立ち止まる勇気がないと、昭和初期の満州事変へ突入した時代と似ている。と氏は言ってます。惜しい人をなくした。

2016/03/31

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