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あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキング

あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキング

あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキング

作家
角田光代
出版社
岩波書店
発売日
2004-07-21
ISBN
9784000220248
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あしたはドロミテを歩こう―イタリア・アルプス・トレッキング / 感想・レビュー

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syota

図書館で本棚を眺めていたら、昔使っていたスキーブーツと同じ名前のタイトルが目に入ったので、思わず借りてしまったw トレッキング番組(NHK-BS)の撮影でイタリア・アルプスへ行ったときの様子が綴られている。ハイキングと勘違いして引き受けたら雪のドロミテ山脈に連れて行かれ、唖然としている角田さんの姿に思わず笑ってしまった。人工物がまったくない大自然の雄大さや、その中で生きる人々、イタリア人ガイド(禅宗の僧侶でもある!)との心の交流などが軽妙な文体で描かれていて、読んでいるこちらまで清々しい気分になった。

2017/03/28

壱萬弐仟縁冊

10年前の本。写真多数。海外で被害にあいかけた著者。27カ国以上訪れている彼女にとって、親切ではない現地の人の姿に初めて遭遇したことを驚いている場面がある(6頁)。性悪説かもしれないと思った瞬間であっただろう。イメージではボローニャとかいい感じに見えるが、パレルモで著者はいやな体験をしたという(8頁)。イタリアはカトリック教徒が多い。しかし、マリオさんは仏教に興味を持つという(68頁)。摩訶不思議な日本人を理解するには、それもやむなしのところ。

2014/11/02

ミナコ@灯れ松明の火

テレビの画面越しではなく、自らの目で見て体全部で感じたものだけが自分の世界を形作る。知らないもの、人づてに聞いただけのものは自分の世界には存在するはずもないんだという当たり前のことが、角田さんの言葉越しにぐいぐいと胸に迫ってきた。ドロミテが自分の世界の一部になっているだろう今の角田さんがとてつもなく羨ましい。自分の世界を自分の言葉で語っているから、例えそれが「すごい」の連発であっても(そんなことはないけれど)角田さんの文章は魅力的だ。ガイドのイタリア人僧侶、マリオさんもとても魅力的だった。

2011/11/05

みそさざえ

ドロミテのトレチネに行った。夏だったのでこの本に書かれてるのとは全然違う景色が広がっていたが、初冬ともなると厳しいのだろう。ガイド付きとはいえ初心者が冬山というのはどうなのかと思ったが、そこが、TVなのか。文章はさすがに作家としての筆力が光る。人の力の及ばない自然と対することが、宗教観につながっていくのは私自身も感じること。著者のエッセイは初めてだが旅に関するものが多いようなのでもう少し読んでみようかと思った。

2018/10/03

OHモリ

●「中年体育」で妙な親近感をもってしまった角田さんの図書館で見つけた本。山登りどころか全然山歩きの経験がなかった角田さんが、テレビ取材で誘われてイタリアのドロミテにトレッキングに行ってしまった経験を書いた旅行記的な本、紀行エッセイというらしい。当然、山の知識はないわけなので深みはないけど、初心者だからこそ的な新鮮なタッチで書かれている。 〇「酒を飲んでいないときの私は死んだ浅蜊みたいに無口である」「酒を飲まないかぎりはほとんどしゃべらない」●角田さんが酒好きというのは知っていたけど、これは意外だった。

2018/11/28

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