読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

黒雲の下で卵をあたためる

黒雲の下で卵をあたためる

黒雲の下で卵をあたためる

作家
小池昌代
出版社
岩波書店
発売日
2005-11-26
ISBN
9784000226158
amazonで購入する

黒雲の下で卵をあたためる / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

野のこ

情景が浮かび上がる。あとがきにも書いてあったがまさに「言葉が広げるエッセイ」丁寧で上品な文章ですが少し茶目っ気も感じられました。白玉のくぼみのおまじないってなんだか素敵。奈良の宿は店主に恐怖を感じた。そして怪奇的異貌の持ち主、宇佐美さん気になる!!じわじわと面白かったです。また詩もたくさん出てきて、イエイツの「混じりけのない感情を~」と「黒い雲のバラード」が特に心に残りました。「ただ在るという、それだけの状態でいることが私の祈り」しみじみいいなぁと思いました。

2017/09/29

アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯

小池昌代さんのエッセイ集。詩人らしく、詩や本の一節などが挟まれながらのエッセイには、ハッとするような言葉の数々が散らばっており、この人は世界がこう見えるのだろうと羨ましいような気持ちになる。

2015/07/07

プクプク

ゆっくりと読んだ。好き!どの文章も心地いい。「くぼみについて」の中の白玉を作る表現に浸り、「雑踏の音楽」のイエイツの言葉を噛みしめた。モスクの景色、蝉、槐、家の中、背なか、繰り返し読んだ。どれも短編でありながらしっかりと心に届き響く。

2014/11/20

きゅー

10年前好きだった小池氏の言葉がいまの私には届かない。それが良いことなのか悪いことなのかも分からず、ただ寂しい気持ちをかこちつつ読み通した。彼女の言葉により広がる世界を楽しみたいのに、そこに見えるのはどこかで見たことのあるような世界。忙しない今ではなく、もっと穏やかな心のときに読む一冊なのかもしれない。

2014/04/17

micamidica

はじめての小池昌代さん。エッセイ集です。日常の何気ないことへの目線の多様さがとても好みだった。フィクションも交えているとのことで、ああこれは作ったのだろうなぁと感じてしまうあざといエピソードもあったけど笑。詩も読んでみたいな。「川から来る風」「樹木のある風景」が特に好きでした。

2020/01/29

感想・レビューをもっと見る