神祭
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神祭 / 感想・レビュー
tama
図書館閉架本 あまりひどくはないがこの本にも「書込み」がある。しかもこっちに指示するような。そう言うやつらが住んで「た」(過去形にしたのは希望から)町。話の舞台は四国の田舎町や集落。「隠れ山」は、狂った(?)夫が主人公に見えて、実は彼の奥さんが主役なのではと思った。「祭りの記憶」に最も響いた。可愛そうなやつだが、自ら変わって行ける環境でもなかったようだし。小学校の元先生はとてもいい味を出してたなあ。これだけが剥き出しのドロドロ情欲が書かれていなかっただけにヒンヤリした悲しい空気が感じられた。
2022/09/28
らいしょらいしょ
高知を舞台にした土俗世界、著者のらしさが溢れる短編集。どれもむき出しの中身を感じさせるなぁ。ドロドロしたものも、疑いも、罪深さも、気味悪さも。うわ、と思いながらも見てしまうような。最後の波打ち際は、ちょっと目をそらしたいが。
2020/05/13
グラスホッパー
久しぶりの再読、内容を覚えていたのは、著者独特の世界だからだろう。高知周辺が舞台の短編集。人々の感情が生々しく描かれている。
2019/05/29
モルク
土佐の山村、漁村、町中での話。多少の薄気味悪さとおどろおどろしさを兼ね、そこにエロスの要素もミックスさせた坂東さんらしい作風。先日亡くなったのが本当に残念。
2014/09/04
Ryo
図書館。読メにて知り着手。孔雀の表紙に惹かれたのだけど来たのはこっちだったwそして孔雀本編に全然関係なかった。作者お得意のおどろおどろしい系連発!かと思いきやそうでもなかったのでちょっと残念。記憶に残ったのは表題作の「神祭」と「火鳥」血生臭い神様かもしれないけどすがりたい女性は多いのではないかと思った。
2015/07/11
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