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心理療法入門

心理療法入門

心理療法入門

作家
河合隼雄
出版社
岩波書店
発売日
2002-02-14
ISBN
9784000233651
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心理療法入門 / 感想・レビュー

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夢牛

過剰に科学や現実を信仰しすぎておかしくなってしまった現代社会に必要な考えが書いてあります。 全てを科学や理性で解決しようと考えている現代人は皆、精神的に耐えられなくなり始めてきました。 科学と迷信、現実と想像のバランスが大事です。 世間に蔓延する理想、幸福物語が人々を苦しめている。 他者の物語に囚われず、自分の人生の物語を創っていく必要があると思います。

2017/07/01

うどん華

たくさんのことを学んだ一冊だった。「イニシエーション」という概念も初めて知った。また、心理療法は科学的に人間を考察することが求められているという風潮があるように思っていたが、根本的に科学とは一線を画すうということもわかった。そして、なにより、心理療法家はあのフロイトやユングでさえ出発点は自分自身であり、自分自身の心の病とその治療への自らの努力、その経過から得られた経験が大きな創造に結びついているということに感銘を受けた。 もう一度、きちんとノートに整理しながら読んでみたい。

2016/10/16

みやこ

具体的というよりかはふわっとした説明みたいな

2014/11/03

Ren

明恵上人ってずっと尼さんだと思ってた(>_<) 「ハンサムなお坊さん」って書いてて初めて男性だって気付いた 信者に金太郎飴的に同じ教えを説くんじゃなくて、 人を見てその人に合う言葉をかけてたってのがすごい!

2012/06/08

オックス

「入門」書としてはやや上級向けの著書ではあるが、第6章の「心理療法における転移/逆転移」については、心理療法家を目指すなら必読であると思う。第7章「心理療法場面における個性」も興味深く読ませていただいた。

2011/03/05

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