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食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵

食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵

食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵

作家
魚柄仁之助
出版社
岩波書店
発売日
2008-10-29
ISBN
9784000237796
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食べかた上手だった日本人―よみがえる昭和モダン時代の知恵 / 感想・レビュー

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あじ

(❈これはマナーの本ではありません)魚柄おぢさんが蒐集してきた古書、とりわけ昭和十年前後に発刊された料理本にスポットライトを当て、日本人の食生活を分析する面白い本です。おぢさんは月の食費を九千円に抑えるという本を上梓したお方、昭和の献立を参考にすれば可能な事が分かります。鮮度の見分け方、保存方法、調理例を文献から読み解いていきます。昔の人は賢く慎ましく食を育み、地産地消でヘルシーに美味しくいただいていたようです。先人の食生活を学ぶ事で無駄な消費(国内自給率の身の丈で)を抑え食費も削減。一挙両得も夢じゃない

2016/05/23

磁石

昔の(と言っても100年ぐらい)日本人たちは、こんなにも自活できてたのか……、それ以上に外国のものを取り入れて発展させてもいた。何でもかんでも自分たちの手で作る、調理も保存も賞味期限も自分たちで測っていた。お婆ちゃんや主婦の知恵が凄すぎる。ガスが蔓延し冷蔵庫が普及しデータ重視の調理が重宝されていくに従って、それらの偉大な知恵も失われていった。……日本というのは、現場が主体に動き指揮官はソレを邪魔しないように見守るだけに努めたほうが、結果的にうまくいく国なのかもしれない。

2017/05/27

和草(にこぐさ)

食べ物を粗末に扱うことなく、大事に有り難みを感じて食べる。語り口調の文章に親しみがあり、おばちゃんと話している感じ。見習うことが沢山。

2017/05/30

seichan

昭和十年くらいの主婦雑誌をもとに昭和初期の食卓を紹介、いまに活かせる知恵をさぐる本。冷蔵庫のなかった時代、食材を干したり煮たりと工夫して、うまいこと食べてたんだなぁ。意外にも当時から洋風メニューを取り入れたり、昭和初期はほんとにモダンで面白い。こういう「ご家庭の奥様向けのレシピ紹介」というのは、昭和になってから進んだそうな。「勤め人の家庭」の拡がりとともに、料理もあれこれと試せるようになったんかな(大家族の賄いだとそんな余裕ないし)。

2017/05/24

pugyu

明治でも大正でもなく昭和初期の家庭料理。肉はほんのぽっちり、おかずの量も少し。保存食として味濃くつけられたもので今よりずっと米を食べてたのが分かります。海外の料理を取り入れつつ、日本流に直したレシピは面白いね。材料が手にはいりにくいのもあるけど日本人はアレンジが得意なんだね。

2013/03/02

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