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ヒア・アンド・ナウ 往復書簡2008-2011

ヒア・アンド・ナウ 往復書簡2008-2011

ヒア・アンド・ナウ 往復書簡2008-2011

作家
ポール・オースター
J・M・クッツェー
くぼた のぞみ
山崎 暁子
出版社
岩波書店
発売日
2014-09-27
ISBN
9784000245241
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ヒア・アンド・ナウ 往復書簡2008-2011 / 感想・レビュー

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踊る猫

まさに知性のぶつかり合い。話題は広い。スポーツや近親相姦、政治や日々の些細な出来事。しかしどんなトピックを扱っても彼らの手に掛かれば重要な問題となって、こちらを唸らせる思考の種となって迫り出してくるのだ。訳文がこなれていないように思われたのはまあ、柴田元幸が訳したオースターしか読んでいない(し、クッツェーに至っては全然読めていない)私の知的怠慢によるものだろう。なので即座にクッツェーを読みたくさせられた。あとはまあ、同世代(?)の男同士のホモ・ソーシャル/男臭さがどう女性ウケするのか気になったりもするけど

2019/01/27

miyu

昔々あれほど読み耽ったオースターだが何故か読まなくなってほぼ10年は経つ。そしてクッツェーは読み友様方からの薄っすらとした推しがあれど何となく自分とは反りが合わぬ様な気がして未だに避けている。(その手の作家が私には多い)書簡集や日記はわりと好物なので気軽に読み始めたが、途中で体調を崩したこともあり読了に半月ほどかかった。オースターはお馴染みの感じ。一方のクッツェーは酷いことを淡々かつサラリと言ってのける。しかし特に嫌味に聴こえないので不思議な人だな。むしろあまり熱くならない点がオースターより好みだった。

2017/07/31

たー

テーマがスポーツから政治まで多岐にわたり非常に面白い。クッツェーの本は読んだことがないので、読んでみたい。

2015/01/01

雲水峡

深く、どちらかというと悲観的、かつ哲学的な思索で次々に興味深い問いを発していく皮肉屋な感じのクッツェー(作品未読、友達にはなりたくないタイプ)と、日々のあれこれを愛し、優しさと寛容さを忘れないオースター(友達になりたい)の書簡による対話。手紙のやり取りという形態によるちょっとした読みにくさはあったものの、真に大人の文学者による対話は、過ぎ去りし日々の輝きを懐かしみつつも執着することなく、淡々と現在を読み解く智慧と死を受容する悟りのような境地に溢れ、何と言うか勇気づけられる。芸術的な言葉の集成。

2014/12/18

aoneko

クッツェーがあるテーマを投げかけ、それをオースターが受けて、ふくらませながら返事を書く。往復書簡であり希代の作家たちの作品と作品のあいだを繋ぐ嬉遊曲。テーマは多岐にわたっていて、そもそも友情とは•••のはなしがとりわけ興味深かったけれど、全体として、腹蔵なく交換される意見の違いに温かさ真摯さを感じる。 

2015/01/20

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