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民意のつくられかた

民意のつくられかた

民意のつくられかた

作家
斎藤貴男
出版社
岩波書店
発売日
2011-07-28
ISBN
9784000248624
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民意のつくられかた / 感想・レビュー

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KAZOO

この方は、本当に言いたいことを言ってくれています。ただ最近はマスコミ操作的な動きが見られないとも限られないのでこのような人の発言はあまり取り上げられません。私はどちらかというと、右寄りな思想の持ち主なのですが、それでもこの人のいうようなことはもっともだと思います。最近は変えることに対して保守的になっています。それを勘違いしている政治家もいるようです。このようなことを言えるのも健全な社会をつくっていく上では重要であると感じます。

2015/04/29

壱萬弐仟縁冊

原子力神話。みのもんたもNUMO(原子力発電環境整備機構)を喧伝していたとはな(18頁)。みの氏はいじめ問題で僕は評価していたのだが、残念。

2013/07/26

coolflat

民意とは権力側に都合よく誘導されるものである。国にとって政策は商品である。その手段が広報であり広告である。企業や民間団体の運動と連携し、社会的うねりを作っていく戦略である。その戦略のポイントは選択と集中である。対象を限定して発するメッセージをシンプルにすることが大事なのだ。国は誘導手法として広告業界を使うようになった。広告業界が国策広報への関心を強めている背景に、広告市場の急激な縮小がある。国策広報による莫大な国費と業界の窮状が権力とメディアの利害が一致させた。これが国民不在の世論が形成される理由である。

2013/10/08

左手爆弾

「広告化する日本」とでも副題をうてば、より伝えたい内容が明らかになるんじゃないだろうか。本文に出てくる「政策は政府の商品ですから」という担当者の声が、なんともリアルに現状を語っている。すなわち商品が本質的にいいかどうかは広告にとっては重要ではない。そういった中で政府のPR戦略が行われ、今までは統計学的に有効でなかった調査までもが「民意」としてメディアを飾る。失礼かもしれないが、いかにも岩波らしい、陰謀論的な雰囲気に満ちた1冊。情報と広告を考える上で看過できない例が並ぶ。

2012/09/19

Special77

第7章にある、鬱屈した心に対し、論理や思考よりも感情が染み込みやすいというのが、強い言葉で民衆を煽るナチスを思い起こさせる。社会が閉塞感に包まれている時こそ、論理的に十分考えて行動しなければならない。おわりにの部分にあるように、権力へ従順であることは、大人の対応などではなく従順なバカであり、考えることを止めた、ある意味で子供であると考える。空気を読むことを第一と考えるよりも、「ムード」の裏を読み、それが本当に良いものなのか考えていかねばならないと感じた。

2014/12/08

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