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ミライノコドモ

ミライノコドモ

ミライノコドモ

作家
谷川俊太郎
出版社
岩波書店
発売日
2013-06-06
ISBN
9784000248662
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ミライノコドモ / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

あたりまえのことだけど詩は韻文、小説は散文で書かれている。韻文は日常生活の言葉ではないので主観的すぎたり、飛躍が多かったりして読みにくいことが多い。小説は日常の言葉(散文)で描かれているのでわかりやすく読みやすい。多くの現代詩は極端に韻文の要素が強すぎるものが多くて、多くの読者に敬遠されるようになってしまった。だからと言って小説の方が良いわけではなく、型にはまった表現や単に説明にしか過ぎない文章がまかり通っている。谷川さんは韻文の方に偏りすぎることなく、小説の散文的な親しみやすさを取り入れながら(続く)

2013/07/24

Koning

谷川俊太郎最近の作品を集めた詩集.未発表分も含め散文でも心地よいリズムを刻むものもあれば深く言葉の意味を絵で見せる物までバラエティにとんでいる。表題作は前者の代表と言うか、バカハカカッタの世界とでもいう作品だが意味に捉えられるとヤバい。なんだかんだでやっぱり凄いわ。という作品.あとがきで詩は美味しいか不味いかでとか書いてるのだが私にはこのシェフの味はたまらなく美味しく感じられる。

2013/07/28

アヤ姉

本を選ぶとき、あとがきから惹かれることがある。「詩が好きな人は日本語のグルメだ」「詩を美味しいか不味いかで判断する」ー目からウロコ。どの詩を心の栄養にするかは、自分が決めるものだという言葉に肩の力が抜けた気がする。谷川さんの詩は会話のような、物語のような雰囲気がある。それでいて鋭いパンチがくることもある。〈黙って存在するだけで世界は満ちる 人間がいてもいなくてもー河原の小石〉「時」「キャベツの疲労」「森の言葉」も良かった。谷川さんの静かな声で朗読したのもいいだろうなあ。聴いてみたい。

2015/09/18

すぎの

図書館の貸出しカウンター前にあった「美しい日本語」コーナーにあったのを借りてきた。谷川俊太郎の日本語は、なんてうつくしいのだろうといつも思う。いいなァと、しみじみ、つくづくと感じる。一日一篇ずつぐらいしかもったいないから読めなくて時間がかかりました。〈詩が好きな人は日本語のグルメだ。添加物の多い言葉は舌を鈍感にしてしまう。詩はとれたての新鮮な言葉をいのちとしているから、メディアに氾濫する言葉のデトックスとして役立つかと思う。〉読書メーターのフォロワーさんとも話していたことだけど、声にだして読むのが愉しい。

2014/03/08

けんとまん1007

どうして谷川さんから発せられる言葉は、力があるのだろうか。独特の空気感があるし、言葉同士の関係がとても近くて密な感じがする。言葉を操る魔術師のようでもある。そして、そこにあるのが言霊そのものであり、谷川さんの存在そのものなんだろう。詩・あとがきに留まらず、すべてが詩の世界。ミライノコドモ・・・カタカナであるのが、独特の風合いを醸し出している。

2014/04/29

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