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演劇のことば (ことばのために)

演劇のことば (ことばのために)

演劇のことば (ことばのために)

作家
平田オリザ
出版社
岩波書店
発売日
2004-11-16
ISBN
9784000271028
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演劇のことば (ことばのために) / 感想・レビュー

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りえこ

もっと、言葉に関して細かく書かれているかと思って読みました。演劇史、戯曲史がわかりやすかったので良かったです。

2016/05/07

モルテン

「どうして演劇は暑苦しいのだろう。」「どうして日本の演劇は暑苦しくなってしまったのか?」作者は日本の演劇史(それは明治時代から始まる)をひもとき、この問いに答えようとする。その不運続きの、不器用な、未成熟の歩みにため息をつき、つっこみを入れながら。自分自身を省みながら。そして、そんな「若い」日本の演劇を、それでも愛すると言いながら。とても読みやすく、分かりやすい本である。簡単に日本の演劇史を知ることができ、そして、日本の演劇がこうもいびつなものになってしまった原因を知ることができる。良書。

2016/04/06

三つ編みのMari

何故日本の演劇の近代化が遅れたか→音楽や美術と違い、演劇には官製の教育機関やお雇外国人もいなかった。 また、日本にはすでに歌舞伎という存在があり、マーケットを獲得していた。

2020/08/13

ちあき

シリーズ「ことばのために」の第1回配本分。随筆風の序章でいきなり肩すかしをくらうが、国語便覧や文学史のテキストでおざなりに扱われている演劇という分野、およびそこで使われる言葉の性質について、事実関係やその位置づけをおさえながら考察する本になっている。実作の立場から読みなおされる近代日本演劇史がこれほどおもしろいものだとは思わなかった。芝居をやってる学生さんや、「演劇は暑苦しい」と感じている小説好き・映画好きな人は興味深く読めるのではないかな。

2009/11/11

hosakanorihisa

近代化が遅れた芸術として興味深く読んだ。演劇の言葉は暑苦しい、とはその通りだ。

2009/03/06

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