KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

第9巻 1994年~1998年 (加藤周一自選集)

第9巻 1994年~1998年 (加藤周一自選集)

第9巻 1994年~1998年 (加藤周一自選集)

作家
加藤周一
鷲巣力
出版社
岩波書店
発売日
2010-05-29
ISBN
9784000283496
amazonで購入する

第9巻 1994年~1998年 (加藤周一自選集) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

あきあかね

 1990年代半ばから後半にかけて書かれた加藤周一の論考が収められている。その内容は広範で、人文科学、社会科学、自然科学の垣根を越え、視点は自由に往還する。 著者と同様に科学と文学との相互関係を問い続けた森鴎外·斎藤茂吉·木下杢太郎の生涯、近代の翻訳詩における直訳·意訳·換骨奪胎から見る比較文化論、川端康成と大江健三郎のノーベル文学賞受賞と異国趣味から普遍性への変化、日本の思想·思考の習慣·世界観の特徴とは何かという問題に取り組んだ丸山真男の思想など、どの話題も知的好奇心を刺激する。⇒

2020/02/15

感想・レビューをもっと見る