2015年安保 国会の内と外で――民主主義をやり直す
2015年安保 国会の内と外で――民主主義をやり直す / 感想・レビュー
壱萬弐仟縁
福山氏:いま思うと、今回の安保法案は秘密保護法のデジャヴのような景色でした(11頁)。総理が政策判断でできないと言っても、法律上できるのだったら、総理が代わったらできるようになってしまう。それに対する答えは、全然返ってこない(88頁)と嘆かれる。奥田氏:どうか政治家の先生たちも、個人でいてください。政治家である前に、一人の個であってください(133頁)。福島みずほ氏:日本人の命と暮らしを守ると言いながら、世界中で自衛隊が戦争、後方支援できることを認める法案。
2016/04/25
kiho
安保法案をめぐる動きを、国会の内と外で細かく記している。国会まかせにはできないということと、もっと自分たちが知るべきことがいかに多いかを実感した。
2017/02/02
Natsuhiko Shimanouchi
SEALDs奥田さん、民主党福山さん、弁護士の倉持さんによる2015安保を振り返る対談。弁護士の方達が前例がないくらい立法過程に関わり、その結果が審議に生かされていたことは知らなかった。新しい動きは確実に起こっている。あの出鱈目な答弁や採決を忘れないためにも、振り返り確認する作業は大事だと思った。
2016/02/28
ふう
112頁までの、三者の対談だけ読了。何だかなあ、政治、より政治家に対する不信が増大してしまった。読みが浅いのか。
2016/06/05
伊藤秀仁
これは別にSEALDsのファン向けのものではありません。「あそこで」「あの場所で」「何が起こっていたのか」を伝える為のものであります。この内容の正否が問題ではなく、「何故、あのようなことが起こったのか」を考えて欲しいが故に、この世に出てきたのです。それもなぜ岩波から出たのかという事も考えなければならないのです。
2016/03/17
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