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ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光

ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光

ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光

作家
亀山郁夫
出版社
岩波書店
発売日
2018-03-28
ISBN
9784000612586
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ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光 / 感想・レビュー

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Wataru Hoshii

亀山先生によるショスタコーヴィチの評伝。ショスタコーヴィチは本音を書き残さなかった(そもそもソ連時代における「本音」とは何か、という話になってくるのだが)人なので、数ある評伝や研究書は全て作品の中に彼の意図を解読しようとする謎解きになる。本書も、様々な研究者の説にバランスよく目配りしながら、政治的な葛藤や私生活の波乱を乗り切って「ソ連の作曲家」であることを選択し、生き抜いたショスタコーヴィチの姿を描く。記述は丁寧だが、亀山先生の文章の熱量が高くて、時々休憩が必要。400ページを読み切るのが大変だった。

2019/02/18

どら猫さとっち

20世紀のロシアの作曲家・ショスタコーヴィチの生涯と作品の謎と裏側を追った評伝。天才であるが故に悩みを抱え、社会からの重圧と闘いながら、20世紀を代表するクラシック音楽の名曲を誕生し続けた。ショスタコーヴィチについては謎が多いが、亀山教授自身の解釈で解き明かしているのが興味深い。僕がショスタコーヴィチが好きなのは、反骨精神とユーモアにあるが、それを再確認したのも本書である。

2018/04/29

etoman

寝る前に数頁づつ読み、数か月かけて読了。ソ連時代の思想統制のあるなか、ショスタコーヴィチがどのように創作活動を行っていたのかが興味があったのだが、そもそも二枚舌という呼ばれ方をしていたとは知らなかった。ショスタコーヴィチの音楽がますます楽しめる1冊。

2018/10/08

おだまん

それぞれの曲を聴きながら読み進めたい。

2018/06/17

月曜は嫌い

ショスタコーヴィチの行動の意味、作品の意図には謎が多い。多くの人が解読を試みているが、本人が多くを語らなかったのだから本当のところはわかりようがない。その点、本書も不用意に踏み込んではいない。ただ、書きぶりが、作曲家と作品、当時のソ連社会について一通りの知識を前提にしていて、ときにふわっとした独特な言い回しもあって、私のような素人には何を言っているのかわからないところが少なくない。また、意識的なのだろうが、あまりドラマチックに伝えようという意図もない。うーん、難しい。

2018/05/13

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