みどりの小鳥: イタリア民話選
みどりの小鳥: イタリア民話選 / 感想・レビュー
長くつしたのピッピ
語りのテキストとして利用。「梨の実と一緒に売られた女の子」は、こぐま社の「りんご娘ニーナ」とほぼ同じ。タイトルがあまり好きではないが、この女の子の健気さは好き。
2015/11/15
ごろつきねこ
児童書なんですが、かのカルヴィーノ編ということで思わず。大人でもかなり読みごたえのあるお話が盛りだくさん。「恐ろしい話(少しだけ、それほどでもないよ)」ってのは、いや、怖いよこれ!って思わずうなってしまった。イタリア民話で大好きな「銀の鼻」、「お姫様と竜(ベッリンダと化け物)」があってとても嬉しかった。それにしてもアイロニー半端ないなw
2010/06/20
baアタマ
1972年/伊。半分位似たようなお話を読んだことがあるけど、もう半分は初めての話で楽しく読めた。恐いもの知らずのジョバンニンが「ある日ふと振り返って見た自分の影に怯えて死んでしまったということです」というラストとか、「こうして二人は仕合せになったが私には何ひとつくれなかった」とというグチっぽい語りのお終いとかがわおって感じ。最後の訳者の解説が(カルヴィーノ氏のお知り合いだけあって)小難しく小学3,4年生以上という岩波の設定を裏切りまくる(笑)訳:河島英昭さん
2013/12/05
感想・レビューをもっと見る