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氷の花たば (岩波少年文庫 2133)

氷の花たば (岩波少年文庫 2133)

氷の花たば (岩波少年文庫 2133)

作家
アリソン・アトリー
フィリップ・ヘップワース
石井桃子
中川李枝子
出版社
岩波書店
発売日
1996-10-15
ISBN
9784001121339
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氷の花たば (岩波少年文庫 2133) / 感想・レビュー

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おはなし会 芽ぶっく 

18日の5年生のブックトーク授業ように選本。『冬休みに読む長めの本』のリクエストがありました。今回は岩波少年文庫から多めに選本。『 メリー・ゴー・ラウンド / 七面鳥とガチョウ / 木こりの娘 / 妖精の船 / 氷の花たば / 麦の子 ジョン・バーリコーン 』ファンタジー♪という感じの6編。表題作の『氷の花たば』は、雪道で迷っていたトム・ワトソンを助けたお礼に、娘をよこせという話でよくある民話かな?と思ったけれど、悲惨さのないオリジナルでした。

2020/12/16

Kira

英国の作家アリソン・アトリーの童話集。個人的には、先に訳された『西風のくれた鍵』に比べると、お話の面白さがいまひとつという感じがする。フェアリー・テイルズの伝統は確かに息づいているのだが、設定が現代により近づいているようで、物語の世界にひたりきることができなかった。会話文の訳が少し硬い感じがするのも、楽しめなかった一因かも。

2017/09/26

ムーミン2号

『時の旅人』のアリスン・アトリーさんの短編集。6編が収められており、いずれもどこかで聞いたような、読んだような要素から、一つの独立した物語として形成されていることが感じられる・・・そんなことより、とにかく楽しい物語集で、主人公に大変な悲劇が待ち受けているわけでもなければ、悪者が闊歩して苦しめられるような展開、というわけでもない。読み終えれば、各話とも何となく暖かい気分になれる。

2019/05/18

グーグー

アリソン・アトリーの短篇集。自然の中で繰り広げられる不思議なお話が6篇。どの短篇も伝承されてきた物語をもとに紡がれた話なのかなあ? 「木こりの娘」と「氷の花たば」は、似たような物語をどこかで読んだような⁇⁇ 「麦の子 ジョン・バーリコーン」は伝承文学の流れを読みとれる、とあとがきにあったが、初めて読んだお話。挿絵も古い物語を思わせるような雰囲気。

2022/04/12

ブラックティー

大昔に読んでいたのだけれど、内容をまったく覚えていなかったので再読。6つのお話が収録されています。一見どこかで聞いたことのある民話風でありながら、実は作者のオリジナリティあふれるすばらしい物語ばかり!桜の花びらを縫い合わせたドレス、霜の花のブーケ、ネズミの水夫が操る妖精の船…何で忘れちゃっていたのだろう?挿絵もこの本の世界観にあっていて大変よかったです。

2011/02/26

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