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エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 18)

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 18)

エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 18)

作家
エーリヒ・ケストナー
ヴァルター・トリアー
池田香代子
出版社
岩波書店
発売日
2000-06-16
ISBN
9784001140187
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エーミールと探偵たち (岩波少年文庫 18) / 感想・レビュー

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アキ

ケストナー1928年作の児童文学。エーミールはベルリンを初めて訪れた興奮も、汽車の中で母親から渡された虎の子のお金をすっかり盗まれて、街を眺める余裕もない。クラクションのグスタフが声を掛け、仲間と共に犯人を追い詰めるやり方が愉快で痛快。新聞記者ケストナーさんが食べさせてくれたのが、ホイップクリームたっぷりのサクランボケーキ。警察署に行く車からブランデンブルグ門や街並みをゆっくり眺め、仲間たちにマルタおばさんがふるまったのはホットココアとアップルケーキ。1930年映画化された。ヒットラーが首相になる3年前。

2020/06/06

さつき

『ベルリンは晴れているか』を読んでから、ずっと読みたかった作品。自分の子供時代を思いながらワクワク読みました。初めて一人で電車に乗った日の緊張感。懐に大事な物を持っていると、周りの人がみんな悪人に見えてくる気持ち。私にも覚えがあります。エーミールが汽車の中で見た悪夢は子供ならではの妄想が如何なく発揮されています。この類いの夢は誰でも覚えがあるのでは。初対面なのに、あっという間にベルリンの子供達と仲良くなってしまうあたりは楽しくて堪らない。続編も読んでみたいです。

2020/11/04

Willie the Wildcat

愚直で、純粋な心が道を拓く。根底に、母親への愛情と感謝。仲間の存在のありがたみ、特に、陰で貢献したディーンスタークへの賛辞が印象に残る。”バイン”や著者の登場など、所々に散りばめられた著者の遊び心も微笑ましい。江戸っ子風の口調や時に畏まった序文など、不思議と違和感がない。訳者の”腕”ですね!(笑)

2014/10/16

ゆのん

児童書。舞台はベルリン。主人公エーミールはおばあさんを訪ねる列車の中で大切なお金を盗まれてしまう。犯人を捕まえる為少年達が知恵を出し合い大騒動を繰り広げる物語。冒頭の『話はぜんぜんはじまらない』ではかつて詩人だった作者が物語を書く際の苦悩が物語調で書かれている。出版社の社長がケストナーの才能を見出しエーミールシリーズが世に出たのだから社長に感謝。世の中にあって何が大切なのかを読み取れる楽しく暖かい物語だ。続きも是非読みたい。

2018/07/29

かえで

ドイツの児童文学の傑作です。物語が思い付かない、という作者のグダグダから始まります(笑) ドイツの片田舎に住む少年エーミールが、ベルリンで探偵の少年(と一人の少女)たちと泥棒を追いかけ回す話です。心暖まる話です。少年(と一人の少女)たちが持ち前の勇気と真っ直ぐな心で、泥棒に立ち向かっていく姿に心を打たれます。読み終わったあとは、思わず笑顔になってしまうような…。1929年頃のベルリンの街並みが描かれているのも素敵です。子供も大人も楽しめます。子供の頃にわかりかけていたことが今わかったような!そんな感じ!

2019/04/22

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