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消えた王子(下) (岩波少年文庫) (岩波少年文庫 163)

消えた王子(下) (岩波少年文庫) (岩波少年文庫 163)

消えた王子(下) (岩波少年文庫) (岩波少年文庫 163)

作家
フランシス・ホジソン・バーネット
レナード・ワイスガード
中村妙子
出版社
岩波書店
発売日
2010-02-17
ISBN
9784001141634
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消えた王子(下) (岩波少年文庫) (岩波少年文庫 163) / 感想・レビュー

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ワッピー

男女のスパイによって穴倉に閉じ込められたものの、沈黙を貫いたマルコを救ったのは、松葉杖を使って必死に捜し歩いたラットだった。ロリスタンはふたりを鍛え、欧州各国の都市に伝言を伝える使者として送り出す。苦心惨憺しながら外国の要人に会い、ついにはサマヴィアに到達、使命を果たしてロンドンに戻ったとき、ロリスタンの姿はなかった…最後のどんでん返しは「小公子」でもあったパターンですが、やはり気をもみます。恐ろしいほど純粋でまっすぐなキャラと、それに篭絡(失礼!)される陰のあるサブキャラを描くのがバーネットの作風かな?

2020/04/05

ごへいもち

小公子、小公女と比べるとかなり…。まぁ読んだ年齢が違いすぎるけど

2013/05/29

杏子

下巻は、二人の少年のヨーロッパの旅路。上巻に比べたらスピーディーな展開なのかもしれないが、「消えた王子」の消息をひっぱることと言ったら。もう旅の半ばで、ラットにもマルコ本人にもわかっていただろうに。最後まで気づかないふりというか、あえて口にしない‥‥みたいなのが上品さを現しているというのか? その過程を楽しめるのならいいのだが。もう少し詳細について明かしてほしい気はしたが、そこは古きよき時代の物語ということでこれはこれでしとしたい。いまどきの小学生がどこらへんまで楽しめるかは?だが。

2014/08/13

riviere(りびえーる)

スラスラ読みやすい本です。どちらかというと女性読者向きかも。あとがきによれば同じ作者の『小公子』は当時の少年に歓迎されず少女やお母さん読者に人気だったとか。この本も同じかもしれない。ステキな理想のパパと息子だけど、個人的にはリアル感がなくて物足りなかった。一番人間的に感じたのは足の不自由な少年ラットとそのお父さんでした。そのお父さんの登場が少なくて残念。もうひと暴れしてほしかったなぁ♪結末は予想通りだったし、下巻で主人公の魅力が失速した印象!他の方の感想にもあるけど、『王への手紙』や『漂泊の王の伝説』のほ

2010/11/06

帽子を編みます

無事に危機を出した主人公、諜報機関のエージェントみたいな旅をします。多少、都合がいい展開が続きますが、幼い頃ならあぁ良かった、マルコ、ラットがんばれと応援していることでしょう。最後は、大団円。なんか、頭の中だけで考えたお話という感じでぴったりきませんでした。バーネットはほかの作品が良すぎるから期待が大きくなってしまいました。

2020/04/13

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