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ぼんぼん (岩波少年文庫)

ぼんぼん (岩波少年文庫)

ぼんぼん (岩波少年文庫)

作家
今江祥智
宇野亜喜良
出版社
岩波書店
発売日
2010-07-15
ISBN
9784001141979
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ジャンル

ぼんぼん (岩波少年文庫) / 感想・レビュー

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たつや

関西風「坊っちゃん」かと思ったら、全然違い、反戦作品でした。少し、野坂昭如さんを思い出します。小松洋小3~小6までに体験した戦争は辛いものだった。関西弁もテンポ良いが、細かく各章に分けられた構成も分厚いわりに読みやすく、胸に迫る瞬間もあった。

2017/01/13

おはなし会 芽ぶっく 

第2次世界大戦前後の大阪。昭和16年小3の洋が主人公。父の死、長兄の徴兵、軍国主義に傾いていく次兄。お母さんとの3人暮らしに加わる佐脇さんという老人とのかかわりが、洋を客観的にものごとを見る目をもつ人間に成長させます。少しずつ戦争に巻き込まれていくも、大阪の商人街がもつ温かさを感じました。絶対に変わらないと思っていたものが、変わっていく体験を、洋を通じて知ることができます。

2020/01/12

ヒラP@ehon.gohon

昭和16年から昭和20年まで、小学校3年生から小学校6年生に戦争の開戦と終戦を体験した、主人公の瑞々しい記録ではあります。 あまりにいろんなことが凝縮されていて、息の詰まるような展開にいつか呑み込まれていました。 この作品が児童文学であり、小学生向けの文庫に収録されていることに驚きを感じます。 平和にどっぷりつかった今の子どもたちにどのように受け取られるのか、そのつなぎ役を務めるのが、自分たちの課題だと思いました。

2018/03/27

マツユキ

大阪が舞台の児童書が、最近のお気に入り。 兄弟で、プラネタリウムに行った事から始まる物語。父親が急死して、間もなく、日本のアメリカとの戦争が始まり…。 新しい大臣の顔触れに、岸信介の名前があったのが印象に残っています。作家の名前も。続いているんだなと改めて思う。父や、祖母、男衆として家に来た佐脇さん。先を見通せる目があるこそ、今を大切にできるのかな。裕福な家の子たちで、クラシックなど、贅沢と思うんだけど、そういう余裕が大事なんだろうな。初恋も。四部作のようなので、続きも読んでいきたいです。

2020/09/18

無識者

天に二つの日はいらず/しのぐはなんぞ星条旗/大詔くだる時まさに/此一戦と突き進む/広袤万里太平洋/目指すはハワイ真珠湾 誰が作りはったと思う?お前も知ってる歌作り張った人や。-あめあめふれふれ母さんが蛇の目でお向かいうれしいなーわかった。北原白秋さんやろ。当時の社会状況が具体的に書かれていてそれが小説を面白くしている。戦果を挙げるのに、なぜか生活水準は落ちていき、来るはずもないと思った空襲にまで会ってしまう。

2016/04/08

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