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ジャングル・ブック (岩波少年文庫 225)

ジャングル・ブック (岩波少年文庫 225)

ジャングル・ブック (岩波少年文庫 225)

作家
ラドヤード・キプリング
五十嵐大介
三辺 律子
出版社
岩波書店
発売日
2015-05-16
ISBN
9784001142259
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ジャングル・ブック (岩波少年文庫 225) / 感想・レビュー

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たつや

映画になってる名作であることは知ってるけれど、見てはいない。インドのジャングルでオオカミに育てられた少年モーグリの活躍がワクワクと読める。ジャングルの掟に人間は食べるな!の理由が筋が通っていて上手いなあとうなる。ジャングルの動物達が、実にイキイキとしていて、あたかもジャングルは中を覗いている気分になる。元は2冊の短編集からモーグリの登場する話を集めたそうですが、自然に一冊の本、作品として読めました。昔あった、日本の白黒アニメ「狼少年ケン」の元ネタはこれですよね?

2017/04/01

mm

狼に育てられた少女カマラとアマラが発見されたのは1920年で、この物語の方が35年先行してる。狼に育てられるというアイデアはオリジナルか。。インドのジャングルで狼に育てられたモウグリはヒグマやクロヒョウの後ろ盾をもらい、掟を学び、オオカミとしてのプライドを持ちながら、人間ならではの思考力も使って、ジャングルの主へと成長していく。しかし、人間という生物的条件は変更できないので、最後は村は戻り、やがて結婚しそうな感じで終わる。掟や動物たちの歌が、詩となっているところが、ジャングルの音を感じる。

2018/10/24

おはなし会 芽ぶっく 

『翻訳者による海外文学ブックガイド BOOK MARK』 https://bookmeter.com/books/14240854 で紹介されていた本。福音館(金原瑞人/完訳 井上里/訳)では読んでいたのですが、こちらの三辺律子さんの訳と読み比べ。福音館の方は読んでからしばらく経っているいるので、読み比べというのはおかしいけれど。

2021/11/14

yomite

いきなりジャングルの熱と湿気の中に立たされそのまま物語が走り始めた。そして気づいた時、小石で遊んでいたカエルっ子はすっかり青年となっていた。彼を育てたジャングルの民の真っ直ぐで深い愛情が私の上にもたっぷりと降り注ぐような幸せな気分で読了。

2016/08/25

timeturner

燃えた!「血湧き肉躍る」とはまさにこのこと。冒険物語にわくわくするだけでなく、ジャングルの自然を妖しいまでに美しく描き出すキプリングの筆力に陶然とした。そして、この本を読むと人間でいることがつくづくいやになる。

2015/05/22

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