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旧約聖書物語(下) (岩波少年文庫)

旧約聖書物語(下) (岩波少年文庫)

旧約聖書物語(下) (岩波少年文庫)

作家
ウォルター・デ・ラ・メア
桂川潤
阿部知二
出版社
岩波書店
発売日
2012-09-15
ISBN
9784001146073
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旧約聖書物語(下) (岩波少年文庫) / 感想・レビュー

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ヴェルナーの日記

下巻は『士師記(13章〜16章)』の”サムソン”『サムエル記』(イスラエルの王政の始まり・上巻8~12章)の"サムエル"同じく『サムエル記』(サウルとダビデ・上巻13~31章)"サウル""ダビデ"までが描かれているが、その他にも本書のあとがきにもあるように『列王記』『詩篇』などから重複する。上下巻あわせて著者デ・ラ・メアの豊な想像性の翼を拡げた感性を観ることができる。旧約聖書にしろ出エジプト記やサムエル記などのテクストは訓話・説話が中心であり物語性に乏しい。

2017/03/11

たつや

上巻同様、残念な本でした。子供の心を無視せず、分かりやすく作れたと思います。

2017/01/19

棕櫚木庵

下巻は,『サムエル記 上』まで.サムソン,サムエル,サウル,ダビデ.サムエルとサウルの話が中心.▼後になるほど,荒々しさ,残虐さが目立つ感じ.サムソンの物語(『下』の最初のあたり)など,この子供っぽい荒々しさはどこかで見たような・・・古事記の素戔嗚だ.そういえば,オリンポスの神々はサル山の猿に似ていると言った人もいた.古代の物語に共通した荒々しさと子どもっぽさなのだろうか? それあり,最後の方はいささかダレた感じがした(もっとも,好みの問題で,下巻に“血湧き肉躍る”面白さを感じる方もいらっしゃるか?).

2020/03/05

おばおば

★★★★☆あとがきで、本書や聖書についてわかりやすく解説されていました。上下巻合わせて旧約聖書の重要な部分で構成されています。もともと知識として聖書について知りたいとも思いましたが、実は奥深い歴史があるんですね!驚きました。もう少しだけ理解を深めるために関連本を読みたいと思いました。

2020/10/11

クラムボン

下巻はサムソンとデリラから始まり、預言者サムエル→サウル王→ダビデまでのお話です。作者はイギリスの詩人デ・ラ・メア。巻末で訳者の阿部知二さんがその詩的で美しい表現を訳しきれたか、困惑されています。確かに日本語訳は詩的ではありませんね。しかし解説も懇切丁寧で分かりやすく、訳者の誠実なお人柄が伺えました。

2021/02/11

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