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ピーターと象と魔術師

ピーターと象と魔術師

ピーターと象と魔術師

作家
ケイト・ディカミロ
たなか ようこ
長友 恵子
出版社
岩波書店
発売日
2009-11-07
ISBN
9784001156355
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ピーターと象と魔術師 / 感想・レビュー

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ゆのん

様々な理由で不幸な人々。そんな人々が住む街に象が現れる。雪の降る美しく静かな夜に奇跡が起きる素敵な物語。もしも、こうだったら…なぜ、そうじゃないのか…そんなことって、ありうるんじゃないのか…。世の中に対して疑問を持たなくなってはいけないという事を教えてくれる。不思議な事が重なり合うように起こる様は児童書とは思えない程緻密で素晴らしい。たなかようこ氏の挿絵が優しさを醸し出していて尚一層の効果を与えている。

2018/10/23

けろりん

百合の花束の代わりに降ってきた来た象。妹を探し求める少年。詩人の魂を持つ警察官…。その冬、厚い雲に閉ざされ、陽が射さず、酷い寒さに襲われていたバルティーズの町に、雪と共に優しい奇跡が舞い降ります。夢を見る力、他者の痛みに寄せる心、過ちを許す勇気。小さな顔を太陽のように輝かせる希望。象に従う小さなパレードは、街角のトマスの歌のように、この世界がこの上なく美しく素晴らしいものだと教えてくれます。

2021/05/11

小夜風

【図書館】「もしも、こうだったら」ということがたくさん起こるので、読みながら「もしも、こうだったら」とあれこれ想像し過ぎて、でもそうはならなかったところがちょっと残念でした(笑)。ちなみに想像したのは、魔術師の魔術で全部元通りに……身体に障害を負った人たちはみんな治り、亡くなった人たちは生き返り……。この物語ではそうはならなかったけど、そんな風に「もしも」を想像することも楽しかったです。

2015/09/07

糸車

1月の子どもの本の読書会課題本。父を戦争で亡くしたピーターは占い師から妹が生きていると告げられる。キーワードは「象」。ユリの花を出すつもりが何故か象を出してしまい、そのせいで半身不随になった女性から訴えられ投獄された魔術師。登場人物がそれぞれ「もしこうだったら」という思いを抱いている。ファンタジーならどんな奇跡も望めるとは思うけれど、一人ひとりの生活、その思いを丁寧に描かれていて読みごたえがあった。象がちゃんと元いた場所へ送り返されたのでほっとする。

2019/01/15

花林糖

(図書館本)静かで幻想的な物語。象の描写が印象的でした。

2015/08/18

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