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動物行動学入門 (同時代ライブラリー 185)

動物行動学入門 (同時代ライブラリー 185)

動物行動学入門 (同時代ライブラリー 185)

作家
P.J.B.スレーター
日高敏隆
百瀬 浩
出版社
岩波書店
発売日
1994-05-16
ISBN
9784002601854
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動物行動学入門 (同時代ライブラリー 185) / 感想・レビュー

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またの名

退官ディスコという訳者の採った謎行動が一番気になる。古い本とはいえ動物行動学が経てきた発展や論争の歴史を追いながら解説するので、全部が賞味期限切れになった当時の最新情報みたいな内容じゃない。隔離されて育った犬が苦痛を回避する必要最低限の生命活動を放棄してしまうとかメスが子を産み育てる間にオスがあちこちで別の愛人とも子を作る方が数学的に効率が良いと示す研究、擬態オスがメスに成りすまし交尾中のカップルの間に自分の遺伝子を割り込ませ受精させる魚ブルーギル等なかなかエグい動物たちの生活を記述。教科書一歩手前の本。

2019/09/10

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