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曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)

曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)

曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫)

作家
近松門左衛門
祐田 善雄
出版社
岩波書店
発売日
1984-01-01
ISBN
9784003021118
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曾根崎心中・冥途の飛脚 他五篇 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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ケイ

『曽根崎心中』のみ。「おはっちゃんは恋のために死んだけど、徳兵衛はそれだけではない。自分が追い詰められてたから」と読友さんが語るのを聞いて、どうしても読みたくなった。文楽にも最近興味を持ちはじめていたから。彼女のおすすめ通り、まずは原文に挑戦。なんとなく伝わってくるも理解不十分なのは間違いない。角田さんの『曽根崎心中』を読んでから、もう一度こちらに帰ってきたい。

2016/07/29

ヴェネツィア

『曾根崎心中』は、近松世話浄瑠璃の初作。その後の24篇に及ぶこの分野の原型となっている。主人公の徳兵衛、お初は晩年の最高傑作『心中天網島』の治兵衛、小春の造形にほぼそのまま直結するし、心中へと収斂してゆく劇構成もそうだ。また「天満屋の段」における、お初⇔九兵次(横軸・虚構)、お初⇔徳兵衛(縦軸・真実)は実に見事な立体構造を成している。なお、現在の文楽では二人はあっけなくも美しく死んで行くが、原作では「断末魔の四苦八苦」と凄惨な苦しみの末に死ぬのである。けだし、近松は死を描くことで生の重みを逆照射したのだ。

2013/12/27

はちてん

九月の文楽公演(東京)のために予習復習。演目は冥途の飛脚。まさに声に出して読みたい日本語。

2012/09/16

syaori

縁語や掛詞を多用した文章が美しいです。基本は七五調なのですが、七五調で固め切っていないところもある種のリズムを生んでいるように感じました。この本に収められた物語の主人公たちは袋小路に入り込み、涙を流して死を選び、死に場所を求め彷徨います。一分を立てるために破滅する男たちと女の情と世の無常と、そんな彼らを美しいともあわれとも思ってしまうのは、彼らが愛や名誉、または義理を命より重んじる一つの日本的な情の世界を体現しているからなのでしょうか。『曽根崎心中』『心中重井筒』『冥途飛脚』が面白く、印象にも残りました。

2016/08/08

阿呆った(旧・ことうら)

< この世の名残。夜も名残。死にゆく身をたとふれば、あだしが原の道の霜。 >< 恋とあはれは種一つ。 >解説が下欄に付いていたので、なんとか読破?浄瑠璃は初めて読んだので、正直、字を追うので精一杯だった。「曽根崎心中」だけは2度読む。

2015/10/29

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