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寺田寅彦随筆集 (第3巻) (岩波文庫)

寺田寅彦随筆集 (第3巻) (岩波文庫)

寺田寅彦随筆集 (第3巻) (岩波文庫)

作家
寺田寅彦
小宮 豊隆
出版社
岩波書店
発売日
1963-01-01
ISBN
9784003103739
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寺田寅彦随筆集 (第3巻) (岩波文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

寺田寅彦の随筆集の第3巻で昭和6年から7年に発表されたものが中心です。私の好きな題材の映画についての随筆が多く楽しめました。結構あの時代としてはよく見られていたほうですね。「読書の今昔」という少し長い随筆も読書家にとっては興味深いものでした。

2014/08/11

ge_ha

この第三巻では、映画と俳諧連句についての文章が多かった。映画の今後の可能性について書いているけど、現代までに実現してる事も多い。科学的見地から見たら技術的な予測と、芸術的に見た進化すべき方向の予測が、実際の映画の進化と重なる部分が多いのは、彼の考えの正しさの証明になるのでは。日本発の世界的映画の誕生を望んでいた彼に、小津や黒澤の映画を見て貰いたかった。漱石好きとしては「夏目漱石先生の追憶」は当然興味深く読みました。メリーゴーランドに苦い顔して乗ってる漱石を僕も見たい。

2012/04/04

うろたんし

尊敬するひと。科学的な考え方。文学的な話し方。僕の理想とするものをどっちも持っている。三巻からは特に連句と映画との話が印象的だった。さっそく四巻を繙く。

2012/03/04

いちはじめ

「金米糖を作るときに何ゆえにあのような角が出るか。角の数が何で定まるか、これも未知の問題である」などと書く「日常身辺の物理的諸問題」が印象的。これって今でいう複雑系の科学に肉薄しているような……

2000/03/28

ダージリン

4年前に2巻まで読み、そのままになっていたのを漸く引っ張り出す。この人の俳味ある文章はやはり素晴らしい。この巻は映画の話が多いが、総合芸術としての映画の可能性を逸早く見抜いていた慧眼は流石である。連句的な映画を頻りに提唱しているが、どういうものなのかイメージが湧かない。オムニバスっぽい感じになるのだろうか。夏目漱石好きなので「夏目漱石先生の追憶」は興味深かった。最近読んだ内田百閒の本もそうだったが、漱石の弟子筋の人達の文章は漱石への敬慕が溢れ出ている。それだけ漱石が偉大だったということなのだろう。

2016/05/01

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