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与謝野晶子歌集 (岩波文庫)

与謝野晶子歌集 (岩波文庫)

与謝野晶子歌集 (岩波文庫)

作家
与謝野晶子
出版社
岩波書店
発売日
1985-11-18
ISBN
9784003103814
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与謝野晶子歌集 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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ロビン

昭和9年までの全歌集から晶子自身が選んだおよそ三千首に加え、馬場あき子が晩年の歌集『白桜集』から百首を追補した歌集。晶子といえば一般にはやはり『みだれ髪』の熱き恋の血潮を思うし、わたし個人も初期の奔放で瑞々しい作品が好きだが、晶子本人は若書きの歌を島崎藤村や薄田泣菫からの影響が濃すぎ「模倣」のようであると快く思っていなかったそうで、本書でも中期から晩年の歌が多く採られている。「恋人の涙に似たる香をたててうばら咲く日となりぬ武蔵野」の如く自身の心情と自然を大胆不敵に結び付ける晶子の歌の数々はやはり面白い。

2019/11/30

hideaki

率直に難解すぎると思った。自分自身に短歌を鑑賞できる素養がないことは棚上げするが、その上に何がこうも分からなくしているのか。短歌特有の寡黙さからか、時代の空気を共有できていないからか。とにかく、与謝野晶子に愛でられる人や物へのまなざしは自分のそれとは比べものにならないくらい深いのだと知らされる。もちろん、共感できるものや感動できる歌もないではない。いわゆる女性の近代化を歌ったものや恋愛ものがそれなのだが、それ以外の半数以上は解説がなければ心から味わえないうたばかりで、少々面食らってしまった。

2019/05/14

shou

自選集+『白桜集』選。与謝野晶子といえばやはり愛の歌を恐れず高らかに、の『みだれ髪』のイメージなのだけど、あまり載せられていない。旅の歌が多かった印象。『白桜集』の夫を送った後の挽歌は、命を見つめる視線。「飽くをもて恋の終と思ひしに此(この)さびしさも恋のつづきぞ」「むらさらの魚と思ひてわれも行く海の底めく夏の月夜に」「湖の氷る初めを見し春も我れ忘れねば君も忘れじ」

2014/01/15

さくら

検索しつつ、読みつつ、浸りつつ。見えるもの見えないものに関わらず、感じたことすべてをまっすぐ受け止め、自分の感じたまま発信している印象。記憶の片隅にある時間やひとを思い浮かべ、切ない気持ちになったり。

2016/10/02

シンドバッド

「君死にたまふことなかれ」と誰もがいわなくても良い時代がいつくることやら…。

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