読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

腕くらべ (岩波文庫 緑 41-2)

腕くらべ (岩波文庫 緑 41-2)

腕くらべ (岩波文庫 緑 41-2)

作家
永井荷風
出版社
岩波書店
発売日
1987-02-16
ISBN
9784003104125
amazonで購入する

腕くらべ (岩波文庫 緑 41-2) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

A.T

荷風さん好みの芸者風情は、早くも大正半ばで失われつつあったのか。その後、昭和期の「濹東綺譚」では場末の玉ノ井に昔気質の女をみつけてシンミリしていたが、「腕くらべ」にはまだそれほどの悲壮感はなく、軽快なタッチで大正の当世男女の駆け引きを描いている。

2017/07/17

ヒロキです

男女の性について、文学で書かれた本。 粋だなーと思ってしまった。 大人の風俗恋愛を見せられてる感じ。

2019/10/10

G三世

夫の死により七年ぶりに復帰した芸者・駒代の周辺を描く。意地や我侭を通そうとする男女の腕比べと、腕比べに敗れた人々との対比を、荷風が極彩色の筆で綴っていく。初期に見える透明感ある荷風はここにはおらず、色と人の業を描くことに徹している。落語や講談を思わせる文章は滑らかで、思った以上に読みやすい。

2016/01/17

壱萬弐仟縁冊

相手にいいか、悪いか、を尋ねる際の、「能う御座んすか」(81頁)っていう言い方は、時代を感じる。今使うと、意外に悪い気はしないと思う。僕の高校の小林先生はそういうことを言っていた人だった。「うずらの隅」で、「名誉と富と女とこの三ツは現代人の生命の中心」(108頁)。全て持たない不名誉、貧乏、独り身では生命のかけらもないのだろうか。弱っちゃうなぁ。「帰りみち」で、「世間は狭いようでまた広い。冷酷なようでまた極めて寛容な処もある」(156頁)。世間を悪く言う癖もあるが、アンビバレントな世間という見方もあるな。

2013/10/24

たかぼー(人身御供)

江戸っ子って感じだな。時代小説を読んでいるようだし、語り口も時代かかったというか、自然な昔ながらの口調で、読んでいて気持ちいい。荷風いいな。

2013/02/28

感想・レビューをもっと見る