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おかめ笹 (岩波文庫)

おかめ笹 (岩波文庫)

おかめ笹 (岩波文庫)

作家
永井荷風
出版社
岩波書店
発売日
2002-07-09
ISBN
9784003104194
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おかめ笹 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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たつや

おそらく自分にとっては初永井荷風だと思いなす。はしがきが気に入りました。待合とはなんだろう?とか時代の問題ですが引っ掛かる箇所多数ありましたが、これが有名な荷風先生かと気持ちよく読めました。本編はストーリーどうこうではなく、雰囲気を味わう作家さんの印象です。

2016/11/24

Aya Murakami

自分は中学の時、体育会系男子数人にいじめられたことがあるので、作中のゲス男の一人(名前の漢字が検索に出てこない…)が勉強嫌いの体育会ということに共感しました。 牛鍋、活動写真(調べてみたら映画のことでした)、メリヤスのシャツと西洋風の単語が並び文明開化に邁進する明治の様子がうかがえました。

2018/01/28

屋根裏部屋のふくろう🦉

大正4〜5年ごろが背景となっている。主人公鵜崎は出世もできず兄弟姉妹からは見下される。恩師の世話になりながら一方では恩師のバカ息子の世話をし、すんでのところで危ない場面も何とか切り抜ける。そのバカ息子の嫁も助ける。他人の秘密もちゃんと守る。妻と子の生活も困らないようにする。結局、経済的な運気を呼び寄せて「懐手していても喰っていけそう」な状況と相成ったのだが、それは鵜崎の分を弁えた生き方の結果なのだらふ。荷風にしては異種の作品かなと思う。

2018/11/16

Kotaro Nagai

本日読了。本作品は大正9年の作品。主人公の鵜崎は高名な日本画家の内弟子ながら芽が出ず執事のような仕事で暮らしている。その中でどら息子の後始末をしたり、つきあって芸者と待合に出入りしたりと、およそ誉められた生活をしていない。登場する人物は男も女もスノッブで高潔な人は一人も出てこない。そんな中で鵜崎は警察沙汰やらどら息子も嫁の家出やらに巻き込まれながら巧く世を渡っていく。鵜崎は感心しない人物ながらどこか憎めず人間くさいところ、大正初期の世情や当時の東京の描写もよく描かれていて楽しめた。

2020/02/08

Shigeo Torii

久々の荷風を再読。一気に読めて、やはり面白い!

2019/01/02

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