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谷崎潤一郎随筆集 (岩波文庫 緑 55-7)

谷崎潤一郎随筆集 (岩波文庫 緑 55-7)

谷崎潤一郎随筆集 (岩波文庫 緑 55-7)

作家
谷崎潤一郎
篠田一士
出版社
岩波書店
発売日
1985-08-16
ISBN
9784003105573
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谷崎潤一郎随筆集 (岩波文庫 緑 55-7) / 感想・レビュー

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ゆうこ

谷崎潤一郎と同じ誕生日なので、今月よもうと思い立った作品。「陰翳礼讃」含む十一話からなる随筆集です。文学作品を読破していないので、安易に比較して述べることはできないけれど、随筆はよみやすいと感じました。「陰翳礼讃」…わたしも羊羹を漆器にのせ、くらがりで食し、彼の言う「室内の暗黒が一箇の甘い塊になって舌の先で融けるのを感じ」てみようと思いました。やはり、試してみないとね。「文壇昔ばなし」…鏡花・里見・芥川と三人で鳥鍋を食べた話が、何気ないひとコマという印象で好感。(コメントへつづく)

2015/07/16

双海(ふたみ)

もらった本です。「懶惰の説」、「恋愛及び色情」だけ再読。崇高なる肉体:「日本においては、18,9からせいぜい24,5歳までの処女の間にこそ、稀に頭の下るような美しい人を見かけるけれども、それも多くは結婚と同時に幻のように消えてしまう。」

2015/05/15

ジュンコ

谷崎大好き。彼の視点で世の中を見てみたい。

2018/08/23

暗がりの中に美を求める傾向が、東洋人にのみ強いのは何故だろうか。我々の空想には常に漆黒の闇がある。案ずるに我々東洋人は己の置かれた境遇の中に満足を求め、光線が乏しいなら乏しいなりに、却ってその闇に沈潜し、その中に自ずからなる美を発見する。西洋の寺院のゴシック建築は、屋根が高く高く尖って、その先に天に冲せんとする美観が存する。これに反して我々の国の伽藍では、建物の上にまず大きな甍を伏せて、その庇が作り出す深い廣い蔭の中に全体を取り組んでしまう。この国の美は陰翳の濃淡によって生まれているとも云える。  

2015/09/13

還暦院erk

図書館本。「陰翳礼讃」は大昔、教科書で抜粋を読んでえらく心を動かされたっけ。今回もこれだけは2度読みした。p219柿の葉鮨の作り方までノートしちゃったよ♡何かオトコの料理って感じで豪快で真似っこしたくなるレシピ。p222~「いわゆる痴呆の芸術について」では、義太夫の非現実的な残酷展開を批判してるが、戦前の日本軍閥の横暴への恨みが底に流れているような印象。特にp246には共感しきり(これ戦中に発表したら谷崎さんも拷問されたかもなぁブルブル)。全11編の随筆は闊達自在な文体も素敵!一度は読みたい古典。

2019/10/22

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