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東京百年物語2 一九一〇~一九四〇 (岩波文庫)

東京百年物語2 一九一〇~一九四〇 (岩波文庫)

東京百年物語2 一九一〇~一九四〇 (岩波文庫)

作家
ロバート・キャンベル
十重田 裕一
宗像 和重
出版社
岩波書店
発売日
2018-11-17
ISBN
9784003121726
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東京百年物語2 一九一〇~一九四〇 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

東京が舞台の短編作品集第2作目です。前回の作品集は江戸と明治の初めの頃の時代のものが多く未読の作品が多かったのですが、今回はかなり既読のものがありました。谷崎、芥川、志賀、乱歩、堀、夢野などです。やはりいつ読んでも印象に残るものは、どこでも選ばれるものなのですね。前回のロバート・キャンベルさんの解説もよかったのですが、今回の十重田さんの解説も東京の当時の状況をうまく解説してくれていました。

2018/12/09

かふ

東京の都市開発の小説中心。森鴎外『請負中』どこもかしこも工事中の中で逢引する日本のエリートと外国婦人。銀座や丸の内はデート小説が多くて、浅草だと猟奇的な殺人事件が多いような。江戸川乱歩『押絵と旅する男』。この中で一番は芥川龍之介『魔術師』。谷崎との論争『文芸的な、余りに文芸的な』の中で「筋のない小説」を展開したが、この芥川の短編はきっちり起承転結がある物語になってそれが見事である。魔術師に弟子入りする男の話。最初に「催眠術だ」と言って種明かしをしているのに、その夢落ちに見事に嵌められてしまう。

2019/03/23

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