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漱石俳句集 (岩波文庫)

漱石俳句集 (岩波文庫)

漱石俳句集 (岩波文庫)

作家
夏目漱石
坪内稔典
出版社
岩波書店
発売日
1990-04-16
ISBN
9784003190043
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漱石俳句集 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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ころこ

正直上手いとも思えませんが、句の背景を知るか、漱石という固有名が読ませるという他ありません。小説では、描写の数行が時間の経過を表現していたり、文章間の論理的隙間が登場人物の行動の「間」を表していたりしています。他方で俳句は、どうやらコミュニケーションの手段としたものが多いようです。特定の文脈を外れれば、アイロニカルに響くのも致し方ないかも知れません。自然を読んだ句の方が、小説と同様に素直に読めますが、これが漱石の俳句のスタンスといわれれば、それまでです。

2020/01/10

fseigojp

あるほどの菊投げ入れよ棺の中 見事な追悼句です

2015/10/07

ちぇけら

眠れえぬ永き夜数え腕枕。みじかいことばで自然は人は生き物は、ことばではいいあらわせないほどおおきくなる。そんな俳句をよんで、くらくらして溜息がでる。漱石の繊細さとユーモアが、春の宵の鳥肌をなでる。ぼくはなんとなく、おおきなおおきな岩が、川にながれて粉々になっていくのを思った。せかいがちいさくちいさくなって、つむがれた十七音がせかいのすべてな気がした。そしてそれはきっとぼくの気のせいで、漱石は目の前の自然を切り取っただけなのだ。まじかるまじかるるるるるる。ぼくも十七音のまほうを使う戦士になりたい。

2019/02/15

双海(ふたみ)

実家に送る前に再読。「叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉」「某は案山子にて候雀どの」・・・漱石の場合はユーモラスな俳句が好き。

2015/09/08

tsu55

漱石は生涯で約2,600句を残したそうだが、そのうちの3分の1にあたる848句を収めている。 巧みだが軽妙で嫌味がなく、さらっとしたユーモアを交えた句もあり、全体的に親しみやすく感じた。

2018/11/30

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