KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

童話集 幸福な王子 他八篇 (岩波文庫)

童話集 幸福な王子 他八篇 (岩波文庫)

童話集 幸福な王子 他八篇 (岩波文庫)

作家
オスカー・ワイルド
富士川義之
出版社
岩波書店
発売日
2020-05-16
ISBN
9784003224557
amazonで購入する Kindle版を購入する

童話集 幸福な王子 他八篇 (岩波文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

おはなし会 芽ぶっく 

『小さな本の大きな世界』 https://bookmeter.com/books/10779963 で紹介されていた本。幸福の王子、しあわせの王子などタイトルが違って出版されている本もありますが、こちらはちょっと大人向けかな?と感じました。短編集。『 幸福な王子 / ナイチンゲールと薔薇 / わがままな巨人 / 忠実な友人 / すばらしい打ち上げ花火 / ざくろの家 / 若い王 / スペイン王女の誕生日 / 漁師とその魂 / 星の子 』

2021/01/01

ワオン@最低一日1頁が目標

最初の話「幸福な王子」、全身が純金の箔で出来て宝石がきらびやかに飾られた"王子"が、貧しい国民のために自分の体の一部を渡り鳥のつばめに運ばせて、やがて二人共衰弱し天に召される。神さまは「天国のわが庭で、この小鳥に永遠に歌いつづけさせ、わが黄金の町で幸福な王子にわたしを永遠に讃美させよう」。そうそう、NHKのおはなしのくにで見た大好きな話。「漁師とその魂」は、魂が肉体の召使いという考えには驚いた。魂はその人の根幹をなす物ではなく、おまけだと。そして、心≠魂ではない。

2023/08/05

こつ

幸福な王子は絵本もいいですが、文章だけでも素敵でした。何時読んでも泣けます。その他の童話も面白かったです。見た目の美醜や貧富の差のテーマが多かったです。

2022/12/30

椎名

初オスカー。漁師とその魂が良かった。相手に魂があるかないか、自分を想ってくれるかどうか、どう在るか一切の関係なく、自分の愛をただ注ぐという行為。

2022/06/11

bookshelf_yt07

『サロメ』の作者、オスカー・ワイルドが書いた童話集。表題の『幸福な王子』は小さい頃、絵本で読み、悲しかった記憶があるが、今読むと、王子の犠牲的な愛、純粋な献身に目が行く。ギリシャ神話や欧州各地の伝説をベースにしているため、文化背景が分かっていないと読みづらいかも。

2020/10/07

感想・レビューをもっと見る