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世界の十大小説〈上〉 (岩波文庫)

世界の十大小説〈上〉 (岩波文庫)

世界の十大小説〈上〉 (岩波文庫)

作家
サマセット・モーム
William Somerset Maugham
西川 正身
出版社
岩波書店
発売日
1997-10-16
ISBN
9784003225448
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世界の十大小説〈上〉 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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lily

モームが語る作家なら十人と言わず、世界の作家大辞典を編んで欲しかったくらい、公平な評価で信頼でき、かつ納得させる毒舌家でユーモアの才能を持って臨場感溢れる人物像を浮き彫りにする伝記は退屈することがなかった。恋やお金の工面や夫婦関係など問題点(内面に原因があるのだけど)が山積みで苦悩がなくなることがなかったからこそ小説を書くことで昇華した。

2019/06/10

501

モームが選ぶ小説10作品の書評。上巻は内5作品をおさめる。作家の人物を知れば作品の理解も深まるというスタンスの書評で、作品そのものより、作家本人がどのような人物であったかが主体となっている。時には辛辣な言葉も遠慮なしだが、作品とその作者への愛情が感じられ大変面白い。

2017/11/02

花乃雪音

原題『Ten Novels and Their authors』では邦題の『世界の十大小説』と印象が異なる。また、モームは本書で挙げられた十篇の小説以外でも同等のリストと理由を述べることができるという。本書で挙げられた十篇の小説がモームの選ぶベスト10というわけではないことを知ったことが本書を読んだ一番の収穫となった。

2020/02/07

ソングライン

作家モームが選んだ世界の十大小説の内の5つが載る上巻です。初めに小説にとって大事なことは、広い読者層を対象にしていること、時代によらず人間に普遍的なテーマを扱っていること、何よりも楽しめることだと語ります。紹介される5人はフィールディング「トム・ジョーンズ」、オースティン「高慢と偏見」、スタンダール「赤と黒」、バルザック「ゴリオ爺さん」そしてディケンズ「デイヴィッド・コパーフィールド」です。作家の生涯を紹介し、作品の優れた点、欠点を鋭く言及しています。

2020/02/19

loanmeadime

十の小説とその作者たちという原題が表すように、小説の読書案内というより、作家の紹介に重点のある読み物です。一言でいうと、「作家は小説より奇なり」というところでしょうか?トム・ジョーンズそのもののフィールディング。モテ要素が著しく少ないのに恋愛に頑張るスタンダール。破廉恥と善良が同居する借金王のバルザック。主人の顔をうっかり見て死産のヘイル夫人と姉への手紙に書くユーモア溢れるジェーン・オースティン。父親をモデルに愉快なミコーバーを創作したディケンズ。と、楽しい内容でした。

2020/02/18

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