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詩と真実 (第3部) (岩波文庫)

詩と真実 (第3部) (岩波文庫)

詩と真実 (第3部) (岩波文庫)

作家
ゲーテ
山崎 章甫
出版社
岩波書店
発売日
1997-07-16
ISBN
9784003240717
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詩と真実 (第3部) (岩波文庫) / 感想・レビュー

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S

第三部。この時期感じていたフランスの生活様式、文学、学問に対する反感や不満を綴る。反対にシェイクスピアに対する思いを「崇拝」としていたことに興味深く感じた。なんの解説だったか、シェイクスピアの訳者・福田恒存氏が「シェイクスピアの作品には宇宙感情が存在する。ゲーテにもわずかに感じるが…」と書いていた。私はゲーテの作品にこそ宇宙感情があると感じるのだが、これはたぶん無関係ではない。ゲーテとシェイクスピアの関連性(ゲーテのシェイクスピアに対するリスペクト?)について考察するのも面白そうだ。

2018/11/28

Kota

第三部は当時一世を風靡した『若きウェルテルの悩み』執筆の背景がヤマ場のひとつ。自身の失恋に加え、人妻への恋に破れて自殺した友人の報に触れ、下書きもせず一気呵成に四週間で書き上げた、と。運命を受け容れ、友人の自殺という偶発事をも受け止めて、芸術に昇華させるゲーテの巨大な創造のエネルギーを強く感じた。また「正反対のものからもっとも緊密な結びつきが生まれる」として、スピノザに深く影響されたとも語る。まさに正反合の止揚を地で行くようだが、この柔軟性と懐の深さもまた、ゲーテの大いなる魅力の源なのだろう。

2019/08/24

中村禎史

ゲーテは敬虔なキリスト教徒だったのだ、と思うが、同時に人間の可能性を神による「予定」よりも強いものと考えており、この点、恐らく当時のプロテスタントからすれば敬虔とは言えなかったことと思う。 自身の文学的才能(構想力、表現力)、将来への可能性に絶大な信頼を置き、努力を重ねることで何事かを為すことが出来る、と考えていた。ルターの功績(新約聖書ドイツ語訳など)を「16世紀に燦然と輝く」と評しており、繰り返し聖書を読み返すなど、熱心なキリスト教徒だった半面、人間の可能性を信ずる、近代の先駆者であったのだと思う。

2014/01/19

かむかむレモン

★★★★。読まねば読まねばと思いつつ内容が結構単調なので読むのに三年かかりました。

2012/11/16

直暉(なおき)

研究テーマ

2012/04/23

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