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パサージュ論 ((二)) (岩波文庫 赤 463-4)

パサージュ論 ((二)) (岩波文庫 赤 463-4)

パサージュ論 ((二)) (岩波文庫 赤 463-4)

作家
ヴァルター・ベンヤミン
今村仁司
三島憲一
大貫敦子
高橋順一
塚原史
細見 和之
村岡 晋一
山本 尤
横張 誠
與謝野 文子
吉村 和明
出版社
岩波書店
発売日
2021-02-18
ISBN
9784003246344
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パサージュ論 ((二)) (岩波文庫 赤 463-4) / 感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

蒐集において決定的なことは、事物が本来の機能から切り離され、同じような事物と、緊密に関係するようになること(17頁)。蒐集家は、たがいに共属しあうものを1つにする(35頁)。Comfortの語源は慰め(傍点)consolationを意味した(75頁)。アメニティも快適さを意味するが、愛が原点だった。類語の概念を広げていきたい。ポルシェはボードレールは生涯、御曹司気質のままだったと指摘(221頁)。想像力(イマジナシオン)は事物同士の内面的かつ密かな関係と、照応と、類似を感知する神的能力(238頁)。

2021/10/08

ターさん

本書は「ボードレール」で占められていた。ベンヤミンはこの『パサージュ論』に何故これだけの量の断片を〈蒐集〉したのか。友人によると、ボードレールは突出した存在だったと。西洋文学の連綿と繋がる詩人の中にあって、キリスト教、叙事、田園、農耕、自然…ではない、「悪」の中に「美」を見る。ヴェルレーヌやランボーも及ばない存在感だったのか。パリを「猫のように神経質に音も立てず」[J1a,3]遊歩し、「醜いものに対していつも礼儀正しい」[J10a,3]この機会に『パリの憂愁』と『悪の華』を読むことができたのは収穫だった。

2022/04/02

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