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火の娘たち (岩波文庫)

火の娘たち (岩波文庫)

火の娘たち (岩波文庫)

作家
G´erard de Nerval
ネルヴァル
野崎歓
出版社
岩波書店
発売日
2020-03-17
ISBN
9784003257524
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火の娘たち (岩波文庫) / 感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

「アンジェリク」は時間や挿話が入れ子細工になった構成小説。そのため、読み心地は「失われた時を求めて」のように一読では掴み切れない。また、再読しても「シルヴィ」でエゴ満載の理想を押し付け、駄目だったら他の女性でやり直す語り手にはやっぱり、腹立ちます。特に今のシルヴィの財政状態を知らずに「誰が彼女を嫁に貰うのだろう?(持参金の用意もできない程)あんなに貧しいのに!」と思い込む辺りは踏みつけたい気持ちになります。「ジェイミー」は意外にも開拓ものでした!先住民に攫われても魅力で切り抜けていく烈女ジェイミー、天晴れ

2020/07/11

ラウリスタ~

実はネルヴァル読むのは初めて。やはりシルヴィは読み応えがある。田舎での少年時代に気になった二人の少女。日焼けした村娘のシルヴィ、金髪の貴族の娘アドリアンヌ。アはその後修道院に入ってしまったらしい。パリで青年となった語り手は、アににた女性が舞台に立っていることに気がつき、昔を懐かしみシに会いに行く。その後女優オーレリーを「故郷」へ連れて行く、「君、実はアなんだろ?」「あなた私に幻想の娘を重ねていたのね、バイバイ」振られる。シ、ア、オ、常に欲望の喚起元とそれによる行動がずれ続ける。男が身勝手に作り出す幻想女性

2020/06/21

ハルト

読了:◎ 小説、戯曲、翻案、詩を一冊にした贅沢な本。著者の夢と幻想味が堪能できる。「シルヴィ」の夢想の面影を追うなら現実を見よというような結末。「ヴァロアの歌と伝説」。翻案の「ジェミー」、「幻想詩篇」がよかったです。

2020/06/22

ekoeko

「シルヴィ」主人公は3人の女性に揺れて夢みたいな恋の妄想にとらわれシルヴィにこそ幸福があったのに最後に気が付くとは。

2020/04/03

灰掛

市で見かけた古本から物語が始まる『アンジェリック』に堀江敏幸みを感じた。

2020/04/08

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