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野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫)

野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫)

野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫)

作家
柳田国男
出版社
岩波書店
発売日
2011-01-15
ISBN
9784003313886
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野草雑記・野鳥雑記 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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翔亀

膨大な著作の中でもマイナーな一冊だろう。1940年初刊、2011年に岩波文庫に収められた。私にとって柳田は気にはなるが巨大すぎて難攻不落な存在。でも"野鳥"を切り口にこの巨人に少し近づけた感じ。鳥の話になると本当に楽しそうだ。子どもの頃出色の鳥好きだったが、「ほんの僅かな間の学問生活によって概念のしもべに」なった。でも「改めて天然(=鳥)を見直すような心持が出て来た」と書いたのが53才の時。徹底して鳥を観察し始める。その観察とお得意の民俗学的な考察があいまって為された柳田鳥学だ。決して雑記なぞではない。

2015/05/29

壱萬弐仟縁冊

1920-30年頃に書かれた作品集より。日本人はいやなものだけを濁音にする癖があるという。小石の堆積場はガラ、大きな石はゴロだって(26頁)。さっき読んだのはドラえもんだったな(苦笑)。ゴロゴロコミックでなくてよかった(冷笑)。蒲公英(タンポポ)の方言で、諏訪湖岸に下ると、クジナやガンボウが知られているようだ。飯田城下にはガンボ。善光寺平にはガンボジ(36頁)。他の地域の言い方も紹介されている。虎杖(いたどり)と土筆では、京都ではツクツクシまたはツクツクと呼称。   

2014/09/28

yamakujira

民俗学者のエッセイ集は、「野草雑記」「虎杖及び土筆」「草の名と子供」などを集めた前半の「野草雑記」と、「野鳥雑記」「烏勧請のこと」「談雀」などを収めた「野鳥雑記」の2部構成で、庭の野草についての情緒的な随想や、バードウォッチングに出かけた思い出とか、日常雑記に類するところもあるけれど、やはり柳田国男だから、方言の分布から語源をたどったり、草や鳥にまつわる行事をひもといたり、民俗学的なアプローチに寄っていく。禍々しい伝説を生むほど、かつてはアカショウビンが見られたのなら、羨ましいな。 (★★★☆☆)

2020/06/21

kotatsu

スズメは全国共通スズメでチュンと呼ばれていると思っていたけど違った。それぞれ呼び名や言葉の発祥を知るのは、証拠を集めて、推理して・・・・ 奥深い。

2012/05/29

石川

野草や野鳥をテーマにしたハートフルエッセイ(テキトー)かと思ったら、植物や鳥の呼び名の方言を延々と語るのがメインだった。私が勘違いしただけなので、柳田先生は悪くないけど「柳田先生、方言、興味ないです!」と言いたくなりました。読んでて疲れましたwまた、文章が分かりづらいんですよ。昔は正月にカラスにご馳走を食べさせる儀式があったとか、そういうの、もっと知りたかった!

2012/05/01

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