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荘子 3 (岩波文庫 青 206-3)

荘子 3 (岩波文庫 青 206-3)

荘子 3 (岩波文庫 青 206-3)

作家
金谷治
出版社
岩波書店
発売日
1982-11-16
ISBN
9784003320631
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荘子 3 (岩波文庫 青 206-3) / 感想・レビュー

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まふ

第2冊が買えないので、これを読む。引き続き因循主義、坐忘の精神が様々な形で説かれる。孔子が道の前では知に頼る空しい人間として描かれているのが面白くもあり愉快でもある。人間が自然の一部でしかないこと、従って何もしないことが最も道理に叶うということなのか。

2000/10/23

shinano

やはり難解。その文意を読み下しでは言葉(漢字熟語の寓話的意味や歴史的事象からの転化)に悩まされ、立ち止まってもさっぱりわからない。 丸呑みしてやるの意気込みも、やわなぼくの理解消化器官では中国の学識者でさえ悩んできた荘子の漢字に、まるで喉と食道に漢字の小骨がたくさん刺さる。

2016/06/28

ゆうきなかもと

やっと読了>_< ちまちま読んでたら 多分五年くらいかかってしまった 最後の金谷先生の解説が素晴らしい。よくまとまっているので、このジャンルに興味のある人は一読の価値あり。

2015/05/04

シタン

外篇後半と雑篇前半。いよいよ老子との折衷、淮南子や列子との重複が目立つ。おっと思ったところが淮南子との重複だったので、淮南子は読んでみたい。総じて、同時代の様々な思想との関係性が興味深い。解説では、禅や仏教徒との関係性や、荘子を読み始めてすぐに「結局、自分の考えと同じだ」と言って読むのをやめた人がいたなどという話が載っていて面白い。

2018/02/16

かみかみ

「君子の交わりは淡きこと水の若く、小人の交わりは甘きこと醴の若し。君子は淡くして以て親しみ、小人は甘くして以て絶つ。彼の故なくして以て合する者は、則ち故なくして以て離る」は『荘子』の中で最も気に入っている件。濃密な馴れ合いよりも淡白な友情がいい。

2021/08/14

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