トロツキー わが生涯 上 (岩波文庫 白 127-9)
トロツキー わが生涯 上 (岩波文庫 白 127-9) / 感想・レビュー
壱萬弐仟縁
トルストイを愛読(135ページ)。演劇のために家庭教師を(146ページ)。今、オウム真理教の菊池直子取り調べを日テレでやっているが、洗脳は解けていないのが驚きである。監獄のトロツキーは、「いっさいが不平等の上に築かれている社会の中で、どうして監獄において平等がありうるだろうか?」(505ページ)とある。フーコーの『監獄の誕生』、ベンサムのパノプティコンも想起するが、監獄という不自由な環境で自分の人生をどう振り返ったか。「永続革命」との概念、思想はなかなか難しく、理解するにはもうすこし人生を生きねばならぬ。
2012/12/21
ポルポ・ウィズ・バナナ
ふつーに共感。つまらん感想でアレですが。
2009/11/15
i-miya
2000.12.30 購入
Terry K
上巻は幼年期からロシア革命までをカバー。前半は革命家というより冒険家の自伝のようだ。時代の流れで革命家になったが、今生きていたら世界七大陸最高峰を制覇していたんじゃないだろうか。それともその群を抜く記憶力で、クイズ王だったかもしれない。教条的な文章は少なく、純粋な自叙伝として楽しめている。
2019/04/29
R
若いときから活動的。よううごかはる。
2011/04/29
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