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婚姻の話 (岩波文庫)

婚姻の話 (岩波文庫)

婚姻の話 (岩波文庫)

作家
柳田国男
出版社
岩波書店
発売日
2017-07-15
ISBN
9784003812204
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婚姻の話 (岩波文庫) / 感想・レビュー

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てれまこし

柳田は戦前と戦後でほとんど言っていることが変らない。それだけ戦争の反省が足らんからだとか、時代についていけてないという謗りを免れない。だが、逆にいうと転向しなければならんようなことをあまり口にしていない。婚姻の話についてもそうで、「家」制度への批判が高まりに対して、「伝統固守」でもなく「革新」でもない姿勢を貫けたのは、柳田が一貫して、政治的主体性を否定された当事者(特に女性)の自発性を育てる必要を説いていたからである。一部の有識階級が流行の思想にかぶれて改革を断行する危険に警鐘をならしていたからである。

2018/10/11

Happy Like a Honeybee

結婚は男の財産と、女性の美貌の交換である(小倉千加子) 都市にしか遊女存在しなかったのか。 昭和初期生まれの人から聞いた話では、東京でも農村地域に夜這いの風習があったそうです。 女性しかいない農家では男の働き手が必要であり、夜這いは黙認された交流だったと。 見合い婚は歴史ではごく一部の風習であり、近代化へのプロセスに過ぎない訳で。 柳田氏が研究した常民の意味が少しだけ理解できた気がする。

2019/11/14

Ted

'48年発表。×「文は人なり」というが、柳田というのはあまり素直な性格の人間ではないことが分る文章だった。表現が古臭いのは仕方ないにしても、やたら勿体ぶっていて回りくどい割りに大したことは全然書いていない。仮に読みやすく現代語に直しても内容が薄いので殆どタメにも参考にもならない。柳田は初めて読んだが、もう二度と読むことはない。

2017/11/13

Kaname Funakoshi

冠婚葬祭のなかで婚姻については地域によって形態が極めて多様で、明治期に作られた現在の基準から見ると面白い(あるいは奇異な)風習もあった。1940年代までなんとか残っていた古い形態を記録し分析する試み

2020/01/11

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