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万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書)

万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書)

万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書)

作家
斎藤茂吉
出版社
岩波書店
発売日
1968-11-20
ISBN
9784004000020
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万葉秀歌〈上巻〉 (岩波新書) / 感想・レビュー

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新地学@児童書病発動中

昭和の大歌人斉藤茂吉が万葉集の秀歌を選び出し、解説を付けたもの。茂吉の解説は的確なものだと思うが、大仰で重々しくて親しめなかった。それを読むと万葉の歌人たちが眉間にしわを寄せ、3時間ぐらいうんうん唸りながら、歌を詠んだのではないかと思ってしまう。そうではなくて、もっとおおらかな感じで自分の胸に浮かんできた感情を飾らずに、エイヤと表現したのが、万葉集の歌ではないとかと思った。とは言え選ばれているのは秀歌ばかりで、暗唱して口ずさみたくなるものが多かった。

2015/04/06

KAZOO

この本も中学時代から何度買い替えてきたのかなあと思います。斎藤茂吉による万葉集入門の本です。結構解説は今の人にはかなり難しい言葉などがあって骨が折れると思いますが、万葉集すべてを読む必要はないでしょうが日本の古典をこれから勉強しようという人にとっては最低限読むべき本ではないでしょうか?上巻は巻7までと従属選出歌が収められています。

2015/09/15

夜間飛行

茂吉は歌意を穿鑿せず、すなおに有りの儘に受け取ろうとする。例えば《山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく》では「黄泉に行く」という説を退け、山吹の咲く泉への道が判らないと字義通りに受け取って、姉の急逝にどうしてよいか判らぬ弟の気持を有りの儘に汲み取ろうとする。「大体を想像して味わうにとどめる」のが茂吉の鑑賞スタイルだ。一方、《渡つ海の豊旗雲に入日さし今夜の月夜清明くこそ》の「豊旗雲」を「如是荘大雄厳の歌詞」と評するなど、言葉の端々から古代日本語をいかに尊び作歌の糧としていたかが伝わってくる。

2014/11/08

佐島楓

万葉集の注釈書がほしく、全首フォローするのはおそらく大変なのでセレクト。全体の一割ほどの掲載とはいえ、さすがとても細やかな解説。下巻へ。

2016/04/04

スプーン

(一通り読み終えての感想)斎藤茂吉が選んだ、万葉集の抜粋歌集。風情豊かで、素朴な愛にあふれた歌集。ここにあるのはココロの平安である。

2019/03/04

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