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漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書)

作家
白川静
出版社
岩波書店
発売日
1970-04-25
ISBN
9784004120957
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あらすじ

日本語の表記にとって漢字は不可欠の文字である。にもかかわらず、文字としての漢字がどのようにして生まれ、本来どのような意味を持つものであったかを知る人は少ない。中国古代人の生活や文化を背景に、甲骨文や金文、および漢字が形づくられるまでの過程をたずね、文字の生い立ちとその意味を興味深く述べる。

漢字―生い立ちとその背景 (岩波新書) / 感想・レビュー

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yamahiko

先週末、白川静氏の長女である津崎史氏のお話を伺う機会を得たことをきっかけに読みました。漢字の起源をとても丁寧に解説されておられ走り読みでしたがとても面白く読めました。ただ、改めてノートと鉛筆をもって、しっかりと再読しなければならない一冊だと思っています。小山哲郎氏の言うように村上春樹さんが影響を受けたのも頷けました。

2016/11/06

みのくま

「人という字は人と人が支え合って出来ている」みたいな言説が、日本全体を支配している。本書を読めば、漢字は全くそんな風に出来ていないことがわかる。漢字は、人と人のコミュニケーションのためにはなかった。神と人のコミュニケーションのためにあったのだ。言霊の呪力を永続させるために漢字は生成され、それは神話の延長に統一国家(殷)を位置付けた。その後、次代の周が神話と国家の切り離しを行う。それがドミノ式に漢字の概念化、脱呪術化が行われ、現在の我々が使っている漢字に繋がっている。漢字のルーツは古代人の呪力なのだ。

2017/09/15

はづきち

読むのに時間がかかってしまいましたが、面白かったです。やはり中国の話が中心ですが、漢字がどのような文化や習慣から生まれたのか解説してくれています。漢検1級に出てくる漢字も紹介されていました!

2016/03/03

amanon

昨今の粗製濫造気味に出ている新書に比べると、昔の新書は本当に骨太だなと改めて思わされた。ただ、内容そのものは興味深いものの、中国の歴史の知識が無いと、今一つよく分からないというのが、正直なところ。それでも、漢字が持つ奥深さや、神秘性、その文化的な価値については理解できたと思う。それにしても、この書を読んでいると、著者の立場と田中克彦氏のような漢字廃止論者の立場との両極端性について考えてしまわざるを得ない。この二つの立場に真っ当な議論の可能性はあるのだろうか?著者が存命中に討論させてみたかった気がする。

2012/04/30

まちゃ

魚偏の漢字なら強い自信があります。(笑)象形文字なので元になったものそのものをイメージすると覚え易いですね。

2017/06/12

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