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ヒロシマ・ノート (岩波新書)

ヒロシマ・ノート (岩波新書)

ヒロシマ・ノート (岩波新書)

作家
大江健三郎
出版社
岩波書店
発売日
1965-06-21
ISBN
9784004150275
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ヒロシマ・ノート (岩波新書) / 感想・レビュー

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遥かなる想い

当時の推薦図書に必ずあげられていたので、少し緊張しながら、購入し読んだ。なぜ緊張したのかよくわからないが、他の小説のように難解で理解不能だったら、恥ずかしいという感情があったのだと思う。理解不能ではという予想は杞憂に終わり、素直に読めた。広島の悲劇は今にも繋がり、大江健三郎の丹念な記述は素直に心に入る。

2010/06/19

とくけんちょ

本書が書かれたのが、被爆20年後。この時、原爆は、被爆は、まだ過去の歴史の話ではない。原爆症、被爆による影響もよくわかっていなかった。20年経っても、原爆に殺される。これは、大さつりくだろ。この時、アメリカの軍人に勲章を送っている。現在においても、原爆の死者数はよくわかっていない。読んでよかった。

2021/07/10

Mishima

読後からこの時まで本の内容を反芻しています。著者、大江健三郎はよく知りません。正直あまり興味がなかった。1963-65まで、彼は広島を訪れ、被爆に関するリサーチを行った。関係者に会い、会合に参加し、書物を読み、建物を巡る。彼は自らに問う。恥をとるか死をとるか、と。フランス文学に対比させ、日本に恥の文化はあれど、「威厳」という観念は日常には存在し得ない、と評する。威厳を保つために死を選ぶ。あるいは恥を選んで死を否定する。極限での選択。大江は自分を後者だと表す。そして、広島の人々を前者である、と。

2015/09/12

井上裕紀男

1925年に化学兵器使用禁止となってから投下された原子爆弾、被害の長期化と甚大さを人々の熱から受け取ろうとした大江氏の記録。 206名の医療関係者が10万人を超える人々の救済に当たった姿も記しています。広島原爆医療史にある「被爆時に医療従事したかどうか」の痛切なアンケートは言葉に窮する。 無数の声に接した中で極限の状況から威厳を持ち屈服しない人々から「人間の正当性」について考える機会を得たとある。「ピカは人が落とさにゃ落ちてこん」と語る女性の言葉が何とも言えない。「恐ろしい世界の終焉」を原爆はもたらす。

2021/08/15

まさげ

原爆投下後の絶望的な状況で懸命に原爆症の治療に努める医師、広島で体験したことを価値あらしめるために、核兵器廃止運動に加わる被爆者。衝撃を受けた内容でした。

2020/08/29

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